近鉄1A系電車
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近鉄1A系電車は、2026年より大阪線・名古屋線にて運用が開始される予定の近畿日本鉄道の通勤型車両の1形式。
概要[編集]
近鉄奈良線系統に投入されている8A系と同じく、老朽車両の淘汰を目的として開発された。
車内や機器類は基本的に8A系と同一であるが、青山峠の急勾配に対応するためにブレーキ抵抗器が装備されたり、トイレが設置されたりなど、長距離での運用に適した仕様となった。
塗装は赤色を巻く8A系とは対照的に青色。近鉄によると、伊勢志摩につながる路線で、近鉄のコーポレートカラーが青色であることからこのような色になったとのこと。伝統を守りつつ進化を表現する意味も込められているようだ[1]。なお、名古屋線の従来車も順次青塗装に変更する予定である。
製造[編集]
第1陣として、2025年度に大阪線に4両編成2本、名古屋線に4両編成3本を投入する予定である。運行開始は2026年1月の予定。
9月11日から12日にかけて、トップナンバーの1A01編成が近畿車両から陸送で高安車庫に搬入された。