近鉄22600系電車

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近鉄22600系電車
基本情報
運用者 近畿日本鉄道
製造所 近畿車輛
製造年 2009年 - 2010年
製造数 32両
運用開始 2009年4月1日
主要諸元
編成 2両・4両編成
軌間 1,435 mm
電気方式 直流1,500V
架空電車線方式
最高運転速度 単独および22000系と併結時:130 km/h
HSCブレーキ車と併結時:120 km/h
起動加速度 2.5 km/h/s
※阪神線直通対応車両は3.0 km/h/s
減速度(常用) 4.0 km/h/s
編成定員 206人(4両)
96人(2両)
車両定員 Mc・M:56人
T:54人、Tc:40人
自重 Mc:47 t、T:39 t
M:44 t、Tc:43 t
全長 Mc:20,800 mm
M・Tc・T:20,500 mm
全幅 2,790 mm
全高 Mc・M:4,150 mm
Tc・T:4,135 mm
車体材質 普通鋼
台車 積層ゴムブッシュ軸箱支持方式ボルスタレス台車(ヨーダンパ付き)
KD314B(Mc・M)
KD314C(Tc・T)
主電動機 かご形三相交流誘導電動機 三菱電機 MB-5097-B
主電動機出力 230 kW × 4基
駆動方式 WNドライブ
歯車比 17:84 (4.94)
編成出力 1,840 kW (4両)
920 kW (2両)
制御方式 2レベルIGBT素子VVVFインバータ制御
純電気ブレーキ付(ベクトル制御)
制御装置 三菱電機 MAP-234-15VD102A
3,300V/1,200A/1C2M
制動装置 回生制動併用電気指令式電磁直通空気ブレーキ
抑速回生制動保安ブレーキ KEBS-21A
保安装置 近鉄型ATS(点制御車上連続照査方式 新/旧併設)、阪神型ATS列車選別装置列車無線装置
備考 電算記号:AT(2両)
AF(4両)

近鉄22600系電車は、近畿日本鉄道が2009年に導入した標準軌仕様の特急形車両である。

概要[編集]

22000系をもとに開発された次世代の汎用特急車両である。

デザイン[編集]

登場時は他の形式と同様の、オレンジに側窓周りがブルーで正面窓周りが黒という塗分けで、スズメバチなどと呼ばれていた。
2016年以降、2015年から始まった22000系のリニューアルを機に導入された新塗装が全編成で導入され、22000系リニューアル車と余計に区別がつきにくくなった。

運用[編集]

他の汎用特急車両とごちゃ混ぜに運用されている。

所属[編集]

4両編成2本と2両編成12本の計32両が在籍している。
4両編成
高安検車区:22601F、22602F
阪伊乙特急を中心に使用されている。阪神乗り入れの団臨にも使用されるため、阪神対応工事が施されている。
2両編成
東花園検車区:22651F、22652F
阪伊乙特急を中心に使用されている。阪神対応工事が施されており、高安所属の4両編成と併結で阪神乗り入れの団臨に使用されている。
西大寺検車区:22653F~22655F
明星検車区:22656F、22657F、22662F
阪伊乙特急、京都線系統を中心に使用されている。両社は共通運用。
富吉検車区:22658F~22661F
名伊特急を中心に使用されている。2012年以降、湯の山特急に起用されている。