兵庫県第8区
兵庫県第8区(ひょうごけんだいはちく)は、衆議院の選挙区の一つである。
地理[編集]
尼崎市から構成される。周辺の小選挙区は以下の通り。
1993年以前の中選挙区制では、全域が兵庫2区に属していた。
区内の鉄道路線・駅[編集]
情勢[編集]
旧兵庫2区時代の1986年より冬柴鐵三(公明党→公明新党→新進党→新党平和→公明党)の地盤であり、公明党の「常勝関西」選挙区のうちの一つであった。尼崎市議出身の室井邦彦は所属を変えながら冬柴と戦ったが、2005年の所謂「郵政選挙」で比例復活も果たせず敗戦したのを最後に参議院へ鞍替えした。
自公政権に逆風が吹きすさぶ2009年、新党日本代表(民主党推薦)で元長野県知事の田中康夫が当選、冬柴は政界を退いた。
2012年、冬柴の後継者として政界入りした中野洋昌が田中らを破り当選。2014年以降は主だった対抗馬が日本共産党程度という状況が続き、中野が過半数の支持を集めた。
2024年、日本維新の会が公明党との協力を解消して独自候補の徳安淳子を擁立。1万票差で徳安を退けた中野は選挙後成立した第2次石破内閣で国土交通大臣(兼水循環政策担当大臣兼国際園芸博覧会担当大臣)として初入閣。
2026年、公明党は立憲民主党と合流し中道改革連合を結成。公明党勢力の小選挙区撤退と比例代表単独立候補が決まり、立憲出身の新人弘川欣絵が新たに擁立される。自由民主党も神戸市長田区出身の環境副大臣・青山繁晴が参議院からの鞍替えで出馬、1996年以来久しく不在であった自民党の30年ぶり独自候補となる。知名度を活かした青山が選挙戦を優位に進め、次点の徳安に4万票近い差をつけ当選、徳安、弘川は比例復活も果たせなかった。なお中野は比例近畿ブロックへ転出し当選を果たしている。
選挙結果[編集]
ここで、主要候補の選挙結果を以下の表に示す。ここでは「当選者、次点落選者、比例復活者、前職」のいずれかを主要候補と定義する。
オレンジ色は小選挙区当選者を、ピンク色は比例復活当選を示す。
| 選挙名 | 年 | 主要候補 | |||
|---|---|---|---|---|---|
| 中選挙区時代 | 旧2区 | ||||
| 第41回衆議院議員総選挙 | 1996年 | 藤木洋子 (日本共産党) |
室井邦彦 (自由民主党) |
冬柴鉄三 (新進党) | |
| 第42回衆議院議員総選挙 | 2000年 | 藤木洋子 (日本共産党) |
北川れん子 (社会民主党) |
室井邦彦 (無所属) |
冬柴鉄三 (公明党) |
| 第43回衆議院議員総選挙 | 2003年 | 北川れん子 (社会民主党) |
室井邦彦 (民主党) |
冬柴鉄三 (公明党) | |
| 第44回衆議院議員総選挙 | 2005年 | 室井邦彦 (民主党) |
冬柴鉄三 (公明党) | ||
| 第45回衆議院議員総選挙 | 2009年 | 庄本悦子 (日本共産党) |
田中康夫 (新党日本) |
冬柴鉄三 (公明党) | |
| 第46回衆議院議員総選挙 | 2012年 | 庄本悦子 (日本共産党) |
田中康夫 (新党日本) |
室井秀子 (民主党) |
中野洋昌 (公明党) |
| 第47回衆議院議員総選挙 | 2014年 | 庄本悦子 (日本共産党) |
中野洋昌 (公明党) | ||
| 第48回衆議院議員総選挙 | 2017年 | 堀内照文 (日本共産党) |
中野洋昌 (公明党) | ||
| 第49回衆議院議員総選挙 | 2021年 | 小村潤 (日本共産党) |
中野洋昌 (公明党) | ||
| 第50回衆議院議員総選挙 | 2024年 | 小村潤 (日本共産党) |
徳安淳子 (日本維新の会) |
中野洋昌 (公明党) | |
| 第51回衆議院議員総選挙 | 2026年 | 板東正恵 (日本共産党) |
徳安淳子 (日本維新の会) |
青山繁晴 (自由民主党) |
弘川欣絵 (中道改革連合) |