コールラウシュブリッジとは、2つの抵抗器と1つのすべり抵抗をブリッジ型に配置する回路のことである。 ブリッジ回路の1種である。ドイツの物理学者フリードリヒ・コールラウシュの名にちなむ。
既知の抵抗器の抵抗値で、未知のもの抵抗値を測定するための回路である。 直流電圧をかけると測定対象の電気分解が進み、組成が変化して上手く測定できない場合に交流電圧をかけたコールラウシュブリッジが使われる。
抵抗の一部がすべり抵抗であることや交流を用いる点でホイートストンブリッジと異なるが、平衡条件や測定の原理はホイートストンブリッジのそれらと同じである。