エルミート多項式とは、常微分方程式 ( d 2 d x 2 − 2 x d d x + 2 n ) H n ( x ) = 0 {\displaystyle \left({\frac {d^{2}}{dx^{2}}}-2x{\frac {d}{dx}}+2n\right)H_{n}(x)=0} を満たす多項式 H n ( x ) {\displaystyle H_{n}(x)} のこと。
量子力学の分野で登場し、波動関数の一部となる。 微分方程式はスツルム=リウヴィル型微分方程式の1つであり、 ロドリーグの公式(ロドリゲスの公式)によって直交多項式系
を与えられる。 微分を含まないように表すと、総和・床関数・階乗・指数などを用いて、
である。 添え字が偶数のときは偶関数、奇数の時は奇関数になる。
である。
漸化式
を満たす。
n=0~5までを示す。