エキスポシャトル

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エキスポシャトル
Expo Shuttle
概要
種別 快速
普通
運行開始 2005年3月1日
運行終了 2005年9月30日
運行事業者 東海旅客鉄道(JR東海)
愛知環状鉄道
路線
走行路線 中央本線
愛知環状鉄道線
起点 名古屋駅
終点 万博八草駅
その他
両数 10両

エキスポシャトルとは、名古屋 - 万博八草駅間を中央本線愛知環状鉄道線経由で運行していたJR東海の普通・快速列車である。

概要[編集]

2005年(平成17年)に開催された愛・地球博の会場アクセス列車として、万博会期前後も含む同年3月1日から9月30日まで期間限定の定期列車として運転されていた。

定期列車は平日・休日ともに概ね20分ヘッドで40往復が運転され、これに更に臨時列車も追加設定された。

博覧会協会はエキスポシャトル・リニモの乗り継ぎルートを名古屋駅からのアクセスルートとして奨励していた。これはリニモの輸送力が小さく、名古屋駅とリニモの始発駅である藤が丘駅を直結する名古屋市営地下鉄東山線も15m級車体の6両編成で、日常の利用客でほぼ限界に近い状態だったことが挙げられる。

停車駅[編集]

快速エキスポシャトル
名古屋駅 -(この間各駅停車)- 大曽根駅 - 高蔵寺駅 - 万博八草駅
エキスポシャトル
名古屋駅 - (この間各駅停車) - 高蔵寺駅 - 万博八草駅

愛知環状鉄道線内は万博八草以外停車しないことになっていたが、一部単線区間があるため瀬戸市駅瀬戸口駅山口駅のいずれか1駅または複数駅で列車交換のために運転停車していた。

使用車両[編集]

定期全列車が神領車両区211系5000番台で運転された。編成両数は開幕前の3月1日から23日までと閉幕後の9月26日から30日までは朝ラッシュ時を除いて7両編成、会期中の3月24日から9月25日までは全列車を10両編成で運転した。
編成は名古屋駅方から3両+4両+3両で組成し、万博八草方が1号車となるよう号車番号が振られた。トイレは必ず7号車に来るようになっていた。

多数の来場者が見込まれたゴールデンウィーク中の4月29日から5月8日と夏休みから閉幕までの期間には臨時列車が追加され、こちらには113系10両編成で運行される列車もあった。
113系は6両編成と4両編成を併結した10両編成で、こちらも号車番号表示を行っていた。

車両貸出

神領区の211系・113系だけでは不足が見込まれたため、静岡車両区から113系、大垣車両区から211系が貸し出された。貸し出された編成は以下の通り。

  • 113系6両編成
    • LL4
    • LL5
  • 113系4両編成
    • L26
    • L28
  • 211系3両編成
    • C16編成

C16編成はエキスポシャトルの運用に入らなかった。

その他[編集]

  • 種別幕の色は快速エキスポシャトルは黄色、エキスポシャトルは薄茶色となっていた。
    • 113系は正面種別表示に種別と行先を併記、211系は種別のみを表記した。エキスポシャトル単体表示だと薄汚れているようにしか見えなかったなんて意見も。

脚注[編集]

注釈


東海旅客鉄道の在来線列車
東海道本線静岡地区 踊り子 - ホームライナー東海(過去)
東海道本線(名古屋地区 新快速 - 特別快速 - しらさぎ - ホームライナー
中央西線(木曽名古屋地区) しなの - ナイスホリデー木曽路 - ホームライナーセントラルライナー (過去)
御殿場線 ふじさん
身延線 ふじかわ富士川・白糸(過去)
飯田線 伊那路 - みすず - 佐久間レールパーク号 (過去)
高山本線 ひだ/たかやま - 北アルプス (過去)
関西本線名古屋地区)・
紀勢線 (JR東海)参宮線
南紀 - みえ - 鈴鹿グランプリかすが (過去)
東海道本線経由夜行列車 サンライズ出雲 - サンライズ瀬戸ムーンライトながら -富士 - さくら - みずほ - はやぶさ - 銀河 - サンライズゆめ - あさかぜ (過去)