竹内文書
竹内文書(たけうちもんじょ)は、日本の超古代史について記されたとされる文書群である。
内容を簡潔に要約すると、「だいたい全部日本だった」という方向性になる。
概要[編集]
竹内文書は、天津教の竹内巨麿によって世に紹介された古文書である。
伝承によれば、神代から近代に至るまでの歴史が記されており、天皇の系譜、世界文明の起源、古代世界の統一王朝などについても記述されているという。
特に有名なのは、
などの記述である。
急にスケールが地球規模になる。
内容[編集]
超古代世界[編集]
竹内文書では、超古代の日本には「天皇を中心とした世界政府」のような体制が存在していたとされる。
世界各地の王や文明は日本から派遣されたとされ、エジプト、中国、インドなどの文明も日本文明の影響下にあったという。
日本史というより、だんだん文明シミュレーションゲームの設定資料に近くなる。
キリスト来日説[編集]
竹内文書系統の伝承では、イエス・キリストは磔刑を免れて日本へ渡来したとされる。
青森県のキリストの墓は、この説と関連して知られる。
また、弟「イスキリ」が身代わりになったともされる。
突然増える弟。
モーゼ来日説[編集]
モーセもまた日本へ渡来したとされ、石川県には「モーゼの墓」と呼ばれる伝承地が存在する。
聖書世界が定期的に日本海側へ到達する。
ピラミッド[編集]
竹内文書や関連する古史古伝では、日本各地にピラミッドが存在するとされる。
特に青森県や秋田県などには「ピラミッド説」が存在する山が複数ある。
なお、ただの山である可能性はかなり高い。
歴史[編集]
発見と広まり[編集]
竹内文書は20世紀前半に広く知られるようになった。
大本系思想、神道系新宗教、オカルト思想、日ユ同祖論などとも結びつき、一時は一定の支持を得た。
当時は世界的にもオカルト・神秘思想ブームが存在しており、「超古代文明」はかなり人気ジャンルだった。
焼失[編集]
竹内文書の原本は、第二次世界大戦後の混乱などにより失われたとされる。
このため、検証は非常に困難となっている。
評価[編集]
歴史学上では、竹内文書は一般に偽書とみなされている。
文体・記述内容・年代設定などに不自然な点が多く、学術的史料としては認められていない。
一方で、日本のオカルト史・陰謀論史・珍説史を語る上では極めて重要な存在であり、後世への影響は大きい。
特に、
など、日本オカルト界の人気ジャンルに広範な影響を与えた。
だいたい何か怪しい話を辿ると、途中で竹内文書にぶつかる。
影響[編集]
竹内文書は漫画、ゲーム、都市伝説本、テレビ番組などでもしばしば扱われる。
特に1990年代のオカルトブーム期には頻繁に特集が組まれていた。
インターネット上では現在でも根強い人気があり、「トンデモ日本史」の代表例として語られることが多い。