天津教

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
宗教 > 神道系新宗教 > 天津教

天津教(あまつきょう)は、竹内文書を教典とした神道系の宗教団体である。

日本超古代史、古史古伝、世界文明日本起源説などを語る際、高確率で名前が出てくる。

概要[編集]

天津教は、大正時代に竹内巨麿によって組織された宗教団体である。

教典として「竹内文書」を重視し、日本には超古代文明が存在していたと説いた。

その内容は、

  • 世界文明の起源は日本
  • 世界の人類(黄・赤・青・白・黒)はすべて日本から分かれた
  • スメラミコトという天皇が世界を統治していた
  • モーセイエス・キリストが日本に来た
  • ピラミッドは日本にもある

など非常にスケールが大きい。

むしろ歴史というよりクロスオーバー作品。

竹内文書[編集]

天津教の中心となった竹内文書は、皇祖皇太神宮に伝わっていたとされる文書群である。

文書では、超古代日本の歴史や世界との関係が語られている。が、偽書である。 文書に記されている神代文字は、近代以降に創作された文字体系。


事件[編集]

1930年代には不敬罪などの容疑で関係者が検挙される「天津教事件」が発生した。

近代の創作文字である神代文字で書かれた偽物の文書や宝物を公開し、神武天皇以前に数千年の歴史があるといった独自の神話(超古代文明)を主張したことが、当時の国家神道体制に抵触したとされている。

影響[編集]

天津教や竹内文書は、その後の古史古伝・オカルト文化に大きな影響を与えた。

近年では、「トンデモ日本史」の代表例として紹介されることも多い。

評価[編集]

一般には偽書であり、歴史学的・考古学的には支持されていない。

一方で、「日本が世界文明の中心だった」という方向性の物語として見ると、妙に完成度が高いとも言われる。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]