東映動画労働組合
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東映動画労働組合(とうえいどうがろうどうくみあい)は、東映アニメーションで働く労働者を組織する労働組合[1]。登記上の名称は映演労連全東映労連東映動画労働組合[2]。所在地は東京都練馬区東大泉2-10-5 東映アニメーション株式会社内[2]。2025年3月31日時点の組合員数は38名[3]。東映グループ各社の労組の連合体である映演労連全東映労働組合連合(全東映労連)に加盟している。全東映労連は映画演劇労働組合連合会(映演労連)に、映演労連は全国労働組合総連合(全労連)に加盟している。
1959年3月に一度結成されたが[4]、1週間で解散に追い込まれた[5]。第1次組合の委員長は大塚康生。1961年9月18日に再結成された。第2次組合の初代委員長は永沢詢。組合員は298人[6]。当時の組合の中心人物は大塚康生や奥山玲子[5]。映演総連(映演労連の前身)に加盟した。1962年10月5日に東映労組、九州東映興業労組、大阪東映会館労組、和歌山東映労組、盛岡東映労組とともに全東映労連を結成したため、映演総連を脱退し、10月5日付で全東映労連が映演総連に加盟した[7]。1970年代に東京ムービー労働組合、日本映画放送産業労働組合(映産労)とともにアニメーション共闘会議(アニメ共闘)を組織した(2011年時点で活動休止)[8]。
第2次組合の初代執行部[編集]
出典:『組合ニュース』No.1(映演総連東映動画労働組合、1961年9月19日)[1]
出典[編集]
- ↑ a b 坂本誠一「「悟空」が元気玉を作る そんなアニメ職場をめざして」『月刊全労連』2018年6月号
- ↑ a b 映演労連全東映労連東映動画労働組合の情報 国税庁法人番号公表サイト
- ↑ 2025年3月期(第87期) 有価証券報告書(PDF)東映アニメーション、2025年6月20日
- ↑ 「「個人請負」を直接雇用に/朝ドラモデル、東映動画の労組/40年かけて組合が実現」機関紙連合通信社、2019年7月24日
- ↑ a b 沼子哲也「事例報告「東映動画労組の歴史と労働者としての権利」」第112回労働政策フォーラム「アニメーターの職場から考えるフリーランサーの働き方」(2020年12月15日)
- ↑ 時事通信社編『映画年鑑 1962年版』時事通信社、1962年、340頁
- ↑ 時事通信社編『映画年鑑 1964年版』時事通信社、1964年、332頁
- ↑ アニメーション共闘会議の討議資料から ネット版 アニメレポート -Anime Report-、2011年7月22日
関連項目[編集]
関連資料[編集]
- 野口雄一郎、佐藤忠男「撮影所研究 第十一回 偉大なる手工業・東映動画スタジオ」『映画評論』第18巻第9号、1961年9月(佐藤忠男、岸川真編著『「映画評論」の時代』カタログハウス、2003年)
- 「東映長編研究 第5回 永沢詢インタビュー(3)」WEBアニメスタイル
- 「東映長編研究 第9回 白川大作インタビュー(1)東映入社と『白蛇伝』」WEBアニメスタイル
- 五味洋子「アニメーション思い出がたり その42 労働争議の中で」WEBアニメスタイル、2008年10月31日
- 「TVアニメ50年史のための情報整理第10回 1972年(昭和47年)激動の東映動画から、永井豪アニメの代表作生まれる」WEBアニメスタイル、2012年8月13日
- 大塚康生『作画汗まみれ 改訂最新版』(文春ジブリ文庫、2013年)
- 久美薫「訳者解説(PDF)」、トム・シート著、久美薫訳『ミッキーマウスのストライキ!――アメリカアニメ労働運動100年史』(合同出版、2014年)
- 木村智哉「残された人びと――「それ以降」の東映動画(PDF)」『千葉大学大学院人文社会科学研究科研究プロジェクト報告書』第305巻、千葉大学大学院人文社会科学研究科、2016年3月
- 新井栄三「賃金・人事処遇制度と運用実態をめぐる新たな潮流 第29回 長年の交渉の積み重ねで「請負契約」から労働基準法を完全適用し、契約社員の制度化を実現 東映動画労働組合(PDF)」『ビジネス・レーバー・トレンド』2018年7月号
- 一藤浩隆「東映動画の再興と今田智憲――1970年代中盤から80年代初頭の変革」『広島大学大学院教育学研究科紀要. 第二部文化教育開発関連領域』第68号、広島大学大学院教育学研究科、2019年3月
- 田代正則「出産退職誓わされた時代 『なつぞら』舞台モデル・東映動画の労組を訪ねて」『しんぶん赤旗日曜版』2019年7月14日号
- 「「なつぞら」のモデル 東映動画労組の歴史学ぶ 非正規克服、マタハラとのたたかい」しんぶん赤旗、2019年7月24日
- 叶精二『日本のアニメーションを築いた人々 新版』(復刊ドットコム、2019年)
- 小田部羊一著、藤田健次聞き手『漫画映画 漂流記――おしどりアニメーター奥山玲子と小田部羊一』(講談社、2019年)
- 木村智哉『東映動画史論――経営と創造の底流』(日本評論社、2020年)