国鉄493系電車
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国鉄493系電車 (こくてつ493けいでんしゃ)は、日本国有鉄道が鉄道省モハ51形電車から改造によって登場させた事業用車である。
概要[編集]
モハ40017はクモハ51085に改造後に1961年にさらにクモヤ492-1に改造された。モハ40018はクモハ51086に改造後に1961年にさらにクモヤ493-1に改造された。いずれも運転台は平妻貫通型である。改造目的は交直両用試験車であったが、1963年に盛岡工場で架線試験車に再改造された。廃車はいずれも1976年である。
新性能電車のような系列名だが、実際には旧型国電である。
形式・番号 | 改造年 | 施工所 | 改造前形式番号 | 旧形式・番号 | 廃車年 | 備考 |
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クモヤ493-1 | 1961年 | 近畿車両 | クモハ51086 | モハ40018(1932年) | 1976年 | 台車はDT92 |
クモヤ492-1 | 1961年 | 近畿車両 | クモハ51085 | モハ40017(1932年) | 1976年 | 台車はDT91 |
関連項目[編集]
- 鉄道省モハ51形電車 (鉄道省モハ40形電車の片運転台撤去、台車交換によって登場した)