団体専用列車

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団体専用列車(だんたいせんようれっしゃ)とは、学校・企業・組合・有志一同等の多人数の団体によって貸し切られた臨時列車のこと。団体列車とも。

概要[編集]

国鉄及びJR各社の旅客営業規則上、貸切列車と団体列車は別物とされる。そして団体列車の形態は以下の3種類がある。

  1. 旅客車専用扱
    一般の旅客列車の一部を貸し切るもの。1両から数両程度で済む小規模団体でよく利用される。
  2. 団体専用臨時列車
    特定の団体専用の臨時列車を設定するもの。いわゆるクルーズトレインもこれの一つ。
  3. 貸切列車
    旅客営業規則の貸切乗車券規定[1]が適用される列車のこと。JRグループでの運行実績は皆無に等しいが、私鉄では運行例がある。

主な団体列車[編集]

修学旅行列車

修学旅行に参加する小学生・中学生・高校生及び引率の教員・添乗員を輸送する列車。子供の数が多かった時代は学校ごとに列車を貸し切っており、シーズン中は多数の列車が運転され、修学旅行専用車両も存在していた。
近年は少子化により運転本数が激減しているが、子供の数が多い都市部では教育委員会単位で列車を1本貸し切り、複数の学校が合同で乗車するという形で運行している。

甲子園臨

春の選抜高校野球、夏の全国高校野球開催時に阪神甲子園球場に応援に向かう観客を輸送する列車。近年は貸切バスで地元から直接向かうケースや、新幹線で新大阪駅や航空便で伊丹空港・関西国際空港・神戸空港まで来てそこから貸切バスというケースが増えており、JR複数社をまたぐ列車は2010年代までに消滅したと見られる。

初詣臨時列車

新年の初詣に向かう団体客を輸送する列車。旅行会社主催の初詣ツアー用の列車という形態で運転され、成田山新勝寺に向かう成田臨、鶴岡八幡宮等に向かう鎌倉臨等がある。

宗教関係
日本全国に在住する天理教信者が大祭に参加する際に運転される列車。2010年代までにJR複数社をまたぐ列車は運転されなくなり、京都駅まで新幹線を利用し、京都駅から近鉄電車で天理に向かうケースばかりとなった。
近鉄においては天理線に直通する団体列車が運転される。
日本全国に在住する金光教信者が本部で行われる祭典に参拝する際に運転される列車。主に大阪駅と金光駅の間で運転される他、山陽新幹線と連絡する福山駅・新倉敷駅との間で運転されたこともある。
  • 創価臨(廃止)
日本全国に在住する創価学会員が日蓮正宗総本山の大石寺へ参拝する際に運転されていた列車。日蓮正宗が創価学会を破門したことにより運転されなくなった。
  • 法華講臨
法華講による大石寺参拝のための列車。運転頻度は極めて少ない。
さよなら列車

ある車両が引退する際、ファン向けのツアー列車として運転されるもの。

注[編集]