別府駅 (兵庫県)

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別府駅
べふ
SY 27 播磨町 (2.3km)
(1.9km) 浜の宮 SY 29
所在地 兵庫県加古川市別府町朝日町10
駅番号 SY 28
所属事業者 山陽電気鉄道
所属路線 本線
キロ程 32.2km(西代起点)
梅田から69.3km
駅構造 高架駅
ホーム 2面2線
開業年月日 1923年大正12年)8月19日

別府駅(べふえき)は、兵庫県加古川市別府町朝日町10にある山陽電気鉄道本線。駅番号はSY 28

概要[編集]

加古川市最南端にある駅。姫路方面、明石方面への近郊電車が発着する。ÖROKカテゴリー

駅構造[編集]

1階に改札口が、2階にホームが設置されている。

  • 出入口の一覧
    • 出口 - 1階
  • 番線の一覧
    • 上り - 明石方面
    • 下り - 姫路方面

発車する列車[編集]

路線・方向順に記す。方向欄の数字は停車駅間距離[km]を表す[1]。なおホームは、上り・下りそれぞれで分かれている。

種別 方向 本数
備考 乗場
山陽電鉄下り 高砂・大塩・姫路方面
直通特急
特急
別府  5.1  高砂  5.5  大塩  8.1  飾磨  3.8  姫路 4本/時
姫路行。
西行の看板列車。早朝の一部に限り特急として運行する。一時間あたり4本の運行が基本だが、休日深夜は3本運行し、朝と夜は下記の荒井・白浜の宮停車の列車が運行する。
 下りホーム
直通特急
(朝・夜)
別府  5.1  高砂  1.2  荒井  4.3  大塩 朝・夜
姫路行。
朝と夜限定で運行する、荒井・白浜の宮停車の直通特急。朝と休日夜に毎時4本、平日夜に毎時5本が運行する。
 下りホーム
S特急
普通
別府  1.9  浜の宮  1.4  尾上の松  1.8  高砂 4本/時
姫路行など。
各駅停車。早朝・深夜の一部のみS特急として運行する。一時間あたり4本の運行が基本だが、平日朝・夜は5本運行する。
 下りホーム
山陽電鉄上り 二見・明石方面
直通特急
特急
別府  4.9  東二見  11.6  明石  4.2  舞子公園  1.9  垂水  5.9  須磨 4本/時
大阪梅田行など。
ほとんどが直通特急として運行し、東二見止まりの列車が特急として運行する。朝の直通特急は滝の茶屋に停車する。直通特急は一時間あたり4本の運行が基本だが、朝・平日夜は5本、深夜は2本運行する。
 上りホーム
S特急
普通
別府  2.3  播磨町  1.3  西二見  1.3  東二見 4本/時
新開地行、須磨行など。
各駅停車。朝と夕方の一部はS特急として運行し、東二見以遠で途中駅を通過する。一時間あたり4本の運行が基本だが、朝と平日夜は5本運行する。
 上りホーム


各方面への本数[編集]

姫路方面
直通特急が毎時4本発車する。朝・夜は停車駅の多い直通特急が運行する。
明石方面
直通特急が毎時4本発車する。
大塩方面
直通特急が毎時4本発車する。朝・夜は停車駅の多い直通特急が運行する。
高砂方面
直通特急が毎時4本、普通が毎時4本発車する。
二見方面
直通特急が毎時4本、普通が毎時4本発車する。

時刻毎の本数[編集]

平日の時刻毎の運行本数
種別 行先 各時刻帯の時間あたりの本数
3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 0 1 2
直通特急[a]
特急
姫路
 
2 4 4 4 4 4 4 4 4 3 2 5 3 3
直通特急
[A]
姫路
 
5 4 1 5 5 5 2
S特急
普通
姫路
高砂,etc
4 4 8 5 4 4 4 4 4 4 4 4 5 4 5 5 4 4 5 1
直通特急
 
大阪梅田
御影
1 4 5 5 4 4 4 4 4 4 4 4 4 4 5 4 4 2 1
特急 東二見 2 3
S特急
普通
新開地
須磨,etc
2 6 9 7 5 4 4 4 4 4 4 4 3 5 5 4 4 4 3 2
記号の説明
  [A]:荒井・白浜の宮停車、[a]:荒井・白浜の宮通過
休日の時刻毎の運行本数
種別 行先 各時刻帯の時間あたりの本数
3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 0 1 2
直通特急[a]
特急
姫路
 
2 4 2 1 4 4 4 4 4 4 4 3 3 4 3 3
直通特急
[A]
姫路
 
3 3 1 4 4 4 1
S特急
普通
姫路
飾磨
4 4 4 4 5 3 4 4 4 5 3 4 4 4 4 4 5 3 5 1
直通特急
 
大阪梅田
御影
4 5 5 4 4 4 4 4 4 4 4 4 4 4 4 3 2 1
特急 東二見 2 3
普通
 
神戸三宮
須磨,etc
3 5 5 4 4 4 4 4 4 4 4 4 4 4 4 4 4 4 3 2
記号の説明
  [A]:荒井・白浜の宮停車、[a]:荒井・白浜の宮通過

レア行先[編集]

  • 一日1本(平日のみ)
    • S特急 新開地行
  • 一日1本
    • 直通特急 御影行
  • 一日2本(平日)1本(休日)
    • 普通 明石行
  • 一日2本
    • S特急・普通 飾磨行

歴史[編集]

1923年に開業。当初の駅名は「別府北口」であったが、1944年に「電鉄別府」、後に「別府」に改称された。 かつては、別府鉄道野口線の別府口駅が駅のすぐ北側にあったが、廃止された。現在はかこバス2系統を利用することで、当時の野口線終点、野口駅(現在の松風ギャラリー前停留所)へ行くことが可能である。

平成以降、普通列車(+各駅停車のS特急)のみ停車の時期が長く続いていたが、2025年2月22日のダイヤ改正で直通特急・特急停車駅となり、姫路・明石方面への利便性が向上した。

利用状況[編集]

駅周辺[編集]

多木化学の企業城下町。工業地帯に接する住宅街と農地が広がっている。

バス路線[編集]

駅の南北にバス乗り場があり、東加古川駅など各方面へのバス路線がある。神姫バス、およびかこバス(加古川市コミュニティバス)が運行する。 以下に、方向順にバス路線の一覧を示す。[]内は乗場の位置を、()内は運行事業者を示し、詳細は後述。

行先 系統番号 乗場 備考
海洋文化センター方面(短距離路線)
浜手ルート 加古川駅行 2,4(b) [乙]
尾上・加古川方面(山陽電車西行と並行)
浜手ルート 加古川駅行 4(b) [乙]
浜の宮経由 加古川駅行 2(b) [乙]
東加古川方面
東加古川駅、加古川駅、県立医療センター行 12,31,34(a) [壬] 毎時1-2本運行
播磨町方面(山陽電車東行と並行)
播磨町駅、土山駅南口行 31,34(a) [癸]

※乗場位置詳細

[乙]:駅南口、スクールIE前(別府駅)
[壬]:駅北口、交差点北、住まいる不動産前(別府駅北)
[癸]:駅北口、交差点北、花浄院前(別府駅北)

※運行会社詳細

(a):神姫バス
(b):かこバス(加古川市コミュニティバス)

2024年10月のダイヤ改正で、東加古川駅に向かうバスが大幅に増加となった。

鉄道駅へのバスワープ[編集]

路線 乗場 系統番号 本数
JR神戸線 東加古川駅 [壬] 12,31,34 毎時1-2本

ホーム改良工事[編集]

2024年から2025年にかけて、ホーム延長工事が行われていた。姫路方に1両伸ばす予定であった[2]2025年2月22日のダイヤ改正にて新たに直通特急が停車となった。別府停車以外の直通特急停車駅再編、および急行の復活は行われなかった。

2024年10月16日時点での記述

現在、ホーム延長工事が行われている。姫路方に1両伸ばす予定である[2]。順調に行けば2025年3月に完成し同月のダイヤ改正にて新たに直通特急が停車する予定である[3]。ただ直通特急の停車駅が2駅隣にそれぞれあるため直特の停車駅の再編が行われる可能性もある。または新しく急行を運行する可能性もある。


隣の駅[編集]

脚注[編集]

出典[編集]

  1. 平均的な停車駅間隔を、欄冒頭の色で表している。大まかな目安は、 :200km以上、  :60-200km、  :25-60km、  :8-25km、  :3-8km、  :1-3km、  :1km未満。
  2. a b 元から5両分の有効長を確保している
  3. 別府駅が次期ダイヤ改正から特急停車駅に”. 加古川市・山陽電鉄 (2024年9月11日). 2024年10月16日確認。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

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路面併用区間(1968年4月廃線) 電鉄兵庫 - 長田 - 西代