三菱ふそう・エアロスター

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
2代目エアロスターノンステップ(LKG-MP37FK)

三菱ふそう・エアロスターとは、三菱ふそうトラック・バスが販売する大型バスである。

初代[編集]

新呉羽自動車工業ボディのエアロスターKと名古屋製作所ボディのエアロスターMが存在する。末期は新呉羽の車も名古屋と共通のデザインになった。

この節は執筆の途中です この節はまだ執筆途中です。加筆、訂正して下さる協力者を募集中!

2代目[編集]

1996年に発売を開始。当初はディーゼル車のみの販売だったが1997年2月にノンステップバスが、8月19日に蓄圧式ハイブリッドバスが[1]1998年10月22日にCNG車が[2]2000年2月9日にノンステップバスのCNG車が[3]ラインナップに追加された。

型式一覧表
(CNG車はディーゼル車の型式に「改」がつく)
WB4.8m WB5.3m WB6.0m
リーフサス
ツーステップ
ワンステップ
KC-MP317K KC-MP317M KC-MP317P
エアサス
ツーステップ
ワンステップ
KC-MP717K KC-MP717M KC-MP717P
ノンステップ KC-MP747K KC-MP747M (設定なし)
蓄圧式ハイブリッド
リーフサス
KC-MP337K KC-MP337M (設定なし)
蓄圧式ハイブリッド
エアサス
KC-MP737K KC-MP737M (設定なし)

2000年5月23日に平成11年排出ガス規制適合モデルが発売された[4]。このモデルよりエンジンが6M70に変更されている。なお、ワンステのホイールベース6m仕様は5.3m仕様の改造扱いとされた。

型式一覧表
(CNG車はディーゼル車の型式に「改」がつく)
WB4.8m WB5.3m WB6.0m
リーフサスツーステップ KL-MP33JK KL-MP33JM KL-MP33JP
リーフサスワンステップ KL-MP33JM改
エアサスツーステップ KL-MP35JK KL-MP35JM KL-MP35JP
エアサスワンステップ KL-MP35JM改
ノンステップ KL-MP37JK KL-MP37JM (設定なし)
蓄圧式ハイブリッド
リーフサス
KL-MP337K KL-MP337M (設定なし)
蓄圧式ハイブリッド
エアサス
KL-MP737K KL-MP737M (設定なし)

2004年3月8日に平成16年排出ガス規制適合モデルが発売された[5]。また、超低PM排出ディーゼル車認定制度にも適合している。国内のバスで平成16年排出ガス規制・超低PM排出ディーゼル車認定制度に適合したモデルは初。エンジンは6M70Tに変更された。リーフサス仕様は廃止となった。KL-代と同様、ワンステのホイールベース6m仕様は5.3m仕様の改造扱いとされている。なお2005年の途中から法令が改正されるためフォグライトが小型化し、テールライトも1種類のみに変更された。

型式一覧表
(CNG車はディーゼル車の型式に「改」がつく)
WB4.8m WB5.3m WB6.0m
ツーステップ PJ-MP35JK PJ-MP35JM PJ-MP35JP
ワンステップ PJ-MP35JM改
ノンステップ PJ-MP37JK PJ-MP37JM (設定なし)

2007年9月26日に平成17年度新長期排出ガス規制適合モデルが発売された[6]。このモデルでは尿素SCRシステムを採用した。エンジンは日産ディーゼル製のMD92TJに変更されている。発売当初はノンステップバスがラインナップになかったが、2009年4月16日からノンステップバスがラインナップに追加された[7]。なお、同年2月から一部の事業者に先行導入されている。

型式一覧表
WB4.8m WB5.3m WB6.0m
ツーステップ
ワンステップ
PKG-MP35UK PKG-MP35UM PKG-MP35UP
ノンステップ PKG-MP35UK改 PKG-MP35UM改 (設定なし)

2010年5月18日に平成21年排出ガス規制・重量車燃費基準適合モデルが発売された[8]。このモデルからBlueTecシステムが採用されている。トランスミッションはマニュアルが廃止され、全てアリソン製の6速ATに変更されたほか、エンジンが6M60に変更された。新エコカー減税の影響で4月1日以降の登録分は型式がQ*G-代となっている。

型式一覧表
WB4.8m WB5.3m WB6.0m
ツーステップ
ワンステップ
LKG-MP35FK LKG-MP35FM LKG-MP35FP
ノンステップ LKG-MP37FK LKG-MP37FM (設定なし)

2012年4月20日に同年7月からの改正自動車安全基準適合モデルが発売された[9]ブレーキオーバーライドシステムが追加されている。また、フォグライトが黄色から無色に変更されている。

型式一覧表
WB4.8m WB5.3m WB6.0m
ツーステップ
ワンステップ
QKG-MP35FK QKG-MP35FM QKG-MP35FP
ツーステップ(補助席仕様) QDG-MP35FK QDG-MP35FM QDG-MP35FP
ノンステップ QKG-MP37FK QKG-MP37FM (設定なし)
フロントデザインが変更されたエアロスター

2014年6月19日にフロントデザインを大きく変更し、発売開始した[10]。このモデルではディスチャージヘッドランプ、コーナリングランプが標準装備されている。また、路肩灯もLEDに変更された。

型式一覧表
WB4.8m WB5.3m WB6.0m
ツーステップ
ワンステップ
QKG-MP35FK QKG-MP35FM QKG-MP35FP
ツーステップ(補助席仕様) QDG-MP35FK QDG-MP35FM QDG-MP35FP
ノンステップ QKG-MP38FK QKG-MP38FM (設定なし)

2017年10月11日に平成28年排出ガス規制適合モデルが発売を開始した[11]。平成27年度重量車燃費基準+5%達成。このモデルでは液晶モニター、サイドビューカメラが標準で搭載されている。

型式一覧表
WB4.8m WB5.3m WB6.0m
ワンステップ
アイドリングストップ自動戻り
2PG-MP35FK 2PG-MP35FM 2PG-MP35FP
ワンステップ
アイドリングストップ手動切替
2KG-MP35FK 2KG-MP35FM 2KG-MP35FP
ノンステップ
アイドリングストップ自動戻り
2PG-MP38FK 2PG-MP38FM (設定なし)
ノンステップ
アイドリングストップ手動切替
2KG-MP38FK 2KG-MP38FM (設定なし)

2019年8月30日ドライバー異常時対応システム(EDSS)を追加したモデルが発売された[12]。このモデルよりテールライトがLEDに変更されている。2021年6月に前扉仕様車(ワンステップ)が追加された[13]

2022年12月にオートライト機能が追加されたモデルが発売された[14]。また、EDSSも改良されている。

脚注[編集]

  1. 蓄圧式ハイブリッドバス「ニューエアロスター」
  2. ふそう大型路線バス「ニューエアロスター」
  3. 三菱ふそう大型路線バス「エアロスター」ノーステップバスにCNGエンジン搭載車を追加
  4. 三菱ふそう 大型観光バス「エアロクィーンI・II・III」、「エアロバス」と大型路線バス「エアロスター」を一部改良して新発売
  5. 三菱ふそう大型路線バス「エアロスター」バス初平成16年(新短期)排出ガス規制適合
  6. 低燃費でクリーン、静粛性に優れた新世代のハイブリッド大型路線バス新型「エアロスター エコ ハイブリッド」を新発売~同時に新型「エアロスター」を新長期排出ガス規制に適合させ新発売~
  7. 大型路線バス「エアロスター」にノンステップモデルを追加し新発売
  8. クリーンで経済的な大型路線バス「エアロスター」を新発売
  9. 大型路線バス「エアロスター」に安全装置を新たに搭載し新発売
  10. 新型大型路線バス「エアロスター」を発表~ディスチャージヘッドランプを採用しフロントデザインを一新~
  11. 大型路線バス「エアロスター」2017年モデルを発売
  12. ドライバー異常時対応システム(EDSS)搭載の大型路線バス「エアロスター」2019年モデルを発売
  13. 路線車ぽいのにドアひとつ?そういやなかった!エアロスター1枚扉車デビュー
  14. 新型大型路線バス「エアロスター」を発売-オートライト義務付け対応とEDSSの改良で安全面を強化―

関連項目[編集]