リュードベリ定数とは原子スペクトルの計算に使われる物理定数であり、特に水素原子のスペクトル線の波長を決定するのに用いられる。記号は R ∞ {\displaystyle R_{\infty }} と表される。
スウェーデンの物理学者のヨハネス・リュードベリにちなんで名付けられた。リュードベリは水素などの元素の発光スペクトルに特定の規則性があることを発見し、その規則を表す式を作り上げた。
現在、リュードベリ定数の数値は以下のようになっている。