バルマー系列とは水素原子の可視電磁スペクトルにおける特定のスペクトル線系列であり、その最低エネルギー準位はL殻にある。電子がより高いエネルギー準位から2番目に低いエネルギー準位 m = 2 {\displaystyle m=2} に移動したときに放出される。バルマー系列のスペクトル線は、基礎となるバルマーの公式を発見したスイスの物理学者のヨハン・ヤコブ・バルマーにちなんでいる。
「俺の ライ バル パッ としない」と覚えると、ライマン系列→バルマー系列→パッシェン系列の順が、遷移先のエネルギー準位の順に対応する。