電子殻

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電子殻とは原子核の周りの電子が回る軌道のことである。K殻、L殻、M殻、N殻、O殻...と分類されている。なぜKという微妙なアルファベットから始まっているのかというと、この電子殻の概念が生まれた当初、これよりも小さい殻が後に発見されることを考慮したため10個の余裕をもたせたからである。

収容数[編集]

それぞれの電子殻は電子の最大収容数が異なる。また、電子はアルファベットの昇順の殻から埋められていき、電子で埋められた殻は安定状態となる。

K殻からn番目の収容数はで求めることができる。

K殻
2個
L殻
8個
M殻
18個
N殻
32個
O殻以降
O殻以降は理論上は50,72...と増えていくはずだが、エネルギー準位的に32個以上の収容は難しく、32個以上収容可能な殻は発見されていない。

関連項目[編集]