エイジアンウインズ
| エイジアンウインズ | |
|---|---|
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| 欧字表記 | Asian Winds |
| 品種 | サラブレッド |
| 性別 | 牝 |
| 毛色 | 鹿毛 |
| 生誕 | 2004年3月28日 |
| 死没 | 2025年3月14日(21歳没) |
| 父 | フジキセキ |
| 母 | サクラサクII |
| 母の父 | デインヒル |
| 生国 |
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| 生産 | 社台ファーム |
| 馬主 | 太田美實 |
| 調教師 | 藤原英昭(栗東) |
| 競走成績 | |
| 生涯成績 | 11戦6勝 |
エイジアンウインズ(Asian Winds、2004年3月28日 - 2025年3月14日)とは、日本の競走馬・繁殖牝馬。2008年ヴィクトリアマイル・阪神牝馬ステークス勝ち馬。
経歴[編集]
- デビューまで
エイジアンウインズはサクラサクII(サクラサクザセカンド)の3番目の仔である。社台ファームで生産され、セレクトセールに上場したが、脚元が弱いということで開始価格は800万円とされた。セールに上場した当馬は太田美實[注 1]の代理人の藤原英昭調教師に1800万円で落札された。デビューに当たっては太田の妻で元タカラジェンヌの珠々子が「アジアの風」を意味するエイジアンウインズと名付けた。なおエイジアンウインズは宝塚歌劇団のレビュー『ASIAN WINDS! - アジアの風 -』に由来しており、作・演出の岡田敬二から使用の了承を得ている。
- 競走馬時代
2006年(平成18年)12月3日、阪神開催の2歳新馬戦(ダート1400m)でデビューするも3着。中2週で臨んだ2歳未勝利戦(ダート1400m)で勝ち上がる。年が明けて2007年は1月の若菜賞(500万円下、京都・ダート1400m)より始動し3着、3月の3歳500万円下条件(阪神・ダート1200m)で2勝目を挙げる。このまま牝馬クラシック一冠目の桜花賞も狙えたが、脚元の不安からクラシックへの出走はせず春・夏と放牧。10月の3歳1000万円下条件(京都・ダート1400m)9着を経て11月の宝ヶ池特別(1000万円下、京都・芝1400m)で芝に初挑戦し、2着。12月の鳥羽特別(1000万円下、中京・芝1200m)で1着となり、3勝目にして芝初勝利を達成した。
4歳シーズンとなった2008年は阪神牝馬ステークスからヴィクトリアマイルを目標としたローテを組む。3月の韓国馬事会杯(1600万円下、中山・芝1200m)から始動し2着。中1週となるうずしおステークス出走を目論むも除外となり、韓国馬事会杯から中3週となる心斎橋ステークス(1600万円下、阪神・芝1400m)出走に予定を切り替えた。そこで1着となって4勝目を挙げ、条件馬からオープン馬に昇格する。そして阪神牝馬ステークスに出走すると前年の優駿牝馬勝ち馬のローブデコルテ、前年優勝馬のジョリーダンス等を打ち破り、重賞初勝利を達成した。
そして5月のヴィクトリアマイル、64年ぶりの牝馬のダービー馬となったウオッカ、前年優駿牝馬2着のベッラレイアなどを打ち破って勝利。GI級競走初制覇となった。その後はアメリカ遠征を予定し、アメリカンオークス出走を予定していたトールポピーと共に向かう予定だった。しかしトールポピーの遠征中止により、アメリカ遠征を断念。その後は休養入するも、復帰には至らず2009年(平成21年)6月12日で競走馬登録を抹消された。
- 繁殖牝馬時代
引退後、北海道藤原牧場で現役時代から引き続き太田の所有で繁殖牝馬となる。2015年に太田が死去して以降は珠々子が所有権を引き継いだ。
2025年(令和7年)3月14日死亡。最後の仔となった13番仔のジェットソン(父・ブリックスアンドモルタル)は2027年のクラシック世代でデビューする見込み。