ひばりが丘団地
ひばりが丘団地(ひばりがおかだんち)は、東京都西東京市と東久留米市にまたがって建設された、日本住宅公団の住宅団地。1959年(昭和34年)に入居が始まった。建て替え後の賃貸住宅は、ひばりが丘パークヒルズの名称で管理されている[1]。
概要[編集]
西武池袋線のひばりヶ丘駅から南西側に位置する大規模団地。建設当初の住宅戸数は2,714戸で、公園や学校、商業施設なども整備された[1]。
中層の集合住宅のほか、庭付きの2階建て住宅であるテラスハウスや、上から見るとY字形に3方向へ伸びるスターハウスなど、異なる形の住棟が建てられた[2]。
1960年には当時の皇太子夫妻が視察に訪れた。その際に夫妻が手を振った74号棟のベランダの手すりは、建て替えに伴って一部が移築されている[2]。
建て替えと団地再生[編集]
建物の老朽化や生活様式の変化などを背景に、1999年3月に建て替え事業が始まった[3]。賃貸住宅の建て替えは2012年に完了し、ひばりが丘パークヒルズとなった。再生に際しては、以前からの樹木や緑地なども生かされた[1]。
住棟を高層化・集約することで生まれた敷地では、民間事業者による分譲住宅や高齢者向けの福祉施設の建設、公共施設・商業施設の建て替えや再配置も行われた。UR都市機構と民間事業者が連携し、住宅の整備とあわせて地域の交流や活動を支える仕組みづくりが進められた[3]。
旧住棟の保存・活用[編集]
旧団地の住棟の一部は、用途を変えて保存・活用されている。スターハウスは、もともとあった4棟のうち1棟が残され、管理サービス事務所に転用された[2]。
ひばりテラス118は、テラスハウスだった118号棟を改修した交流施設で、2015年11月に開設された[3]。一般社団法人まちにわ ひばりが丘の活動拠点で、レンタルスペースやカフェ、共同菜園、芝生広場などを備えている。団地の居住者以外も利用できる[4]。
地名として[編集]
東久留米市には「ひばりが丘団地」という町名があり、郵便番号は203-0022である[5]。
また、旧田無市にも同名の町があったが、2001年1月21日に田無市と保谷市が合併して西東京市となった際、「ひばりが丘三丁目2番」に変更された[6]。
すかいらーくとの関係[編集]
外食企業グループのすかいらーくは、前身のことぶき食品が1962年に団地の一角で食品店を開業したことに始まる。「すかいらーく」の名称は、創業の地であるひばりが丘にちなみ、ヒバリを意味する英語「skylark」から付けられた[7]。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
脚注[編集]
- ↑ a b c 建て替えを機に 多世代がつながるまちが生まれた - UR都市機構『UR PRESS』vol.48
- ↑ a b c ユージのぶらり団地レポート【ひばりが丘パークヒルズ編】 - UR都市機構、2022年10月12日
- ↑ a b c ひばりが丘団地における団地再生の取り組み - UR都市機構
- ↑ ひばりテラス118 - 一般社団法人まちにわ ひばりが丘
- ↑ 東京都 東久留米市 ひばりが丘団地の郵便番号 - 日本郵便
- ↑ 町名の変更 - 西東京市
- ↑ 会社概要 - すかいらーくホールディングス