2025年の大手私鉄ダイヤ改正

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ここでは、2025年(2024年12月~2025年11月)に実施の大手私鉄のダイヤ改正について紹介する。
なお、日付のない事業者は2025年3月15日[注 1]にダイヤ改正を実施。

トピック[編集]

  • 小田急小田原線準急の各停区間延伸

小田急電鉄[編集]

  • 準急関連
    • 新たに、喜多見駅和泉多摩川駅に停車開始。
      • 経堂駅以西は各駅に止まるようになる。
    • 平日夕方時間帯(18時代から20時代)に運行されている下り方面の準急の内5本は、急行に昇格。
  • 急行関連
    • これまで日中に運行されていた千代田線直通電車が向ヶ丘遊園駅だったのが、全列車多摩線直通の唐木田行きとなる。停車駅を増やしての「多摩急行」の実質復活。
    • 新たに、五月台駅黒川駅はるひ野駅に停車開始。
      • 多摩線内は各駅に止まるようになる。
      • 多摩線直通の新百合ヶ丘駅での各駅停車⇔急行の種別変更をしていた列車は、種別変更を廃止する。
    • 平日夕方時間帯(18時代から20時代)に運行されている下り方面の準急の内5本は、急行に昇格、伊勢原行きとなる。
  • 快速急行関連
    • 新たに、開成駅に停車を開始し、各停区間が1駅延びる。
      • 新松田駅での急行⇔快速急行の種別変更をしていた列車は、種別変更を廃止する。

京王電鉄[編集]

  • 京王ライナー/Mt.TAKAO号
    • 平日朝の上りに、高尾山口、京王八王子、橋本始発の上り京王ライナーを各1本増発。また、前改正で設定された京王多摩センター始発の京王ライナーを橋本始発に変更、時刻も約10分繰り上げ。
    • 平日・土休日とも京王ライナー61号高尾山口行きを新設。平日は新宿22:30発、土休日は新宿8:00発。また、土休日の新宿9:00発Mt.TAKAO号を京王ライナーに格下げ。
      • これらの変更により、高尾山口発着の京王ライナーが定期で設定される。
    • 土休日の新宿18:40発、19:40発、20:40発京王ライナー橋本行きを増発。
    • 平日の京王ライナー橋本行きが全て京王多摩センターで各駅停車に乗り換えられるようになる。
  • 京王線(通常列車)
    • 平日朝の高尾山口7:22発急行新宿行きを7:20発特急新宿行きに、京王八王子7:33発区間急行新宿行きを7:38発急行新宿行きにそれぞれ格上げ。これにより、高尾線の急行および京王八王子駅発着の区間急行が各1本のみとなる。
    • 同じく平日朝の京王多摩センター7:45発急行新宿行きを7:44発区間急行新宿行きに格下げ。また京王多摩センター8:08発特急新宿行きを橋本7:58発に変更。多摩センター民涙目。
    • 平日日中の新宿 - 京王八王子の特急の所要時間を現行の約42 - 43分から約41分に短縮。
    • 平日日中の快速の八幡山待避を廃止。調布または新宿まで先着するようになる。
    • 新宿発の優等列車が全て10両編成になる。
    • 新線新宿 - 笹塚間で日中に平日8本、土休日2本を増発。
    • 車両運用面では、土休日朝に1往復設定されていた都営車の高尾山口乗り入れが消滅し、京王車での運用になった。一方で、これによって都営車の高幡不動留置が復活している。
  • 井の頭線
    • 平日朝に急行渋谷行きを2本増発。
    • 土休日日中の運行間隔を8分間隔から7.5分間隔に増発。
    • 土休日日中の急行渋谷行きの所要時間を短縮。

相模鉄道[編集]

  • 平日・土休日とも、夕夜間帯の本線の快速の一部を特急に格上げ。
  • 早朝深夜で新横浜駅発着列車の時刻を一部調整。
    • 土休日の新横浜22:51発各駅停車西谷行きを23:15発に変更。これにより停車時間が26分に延び、さらに同駅で海老名行き各駅停車の待避も行う。
  • 土休日の朝間帯と夜間帯に本線 - 東横線直通列車を増発。
  • 土休日朝の湘南台発各駅停車川越市行きを特急に格上げし、川越散策をアピール。
  • 平日・土休日とも、日中の湘南台→新横浜間の所要時間を3分短縮。

南海電気鉄道[編集]

2024年12月21日実施。

凡例:

  改善(増便、区間延長など)
  改悪(減便、区間短縮、廃止など)
  停車数減少
  停車数増加

南海本線空港線和歌山港線[編集]

  • 特急ラピート関連
  平日はラピートβ55本のうち20本をラピートαに、土休日は、ラピートβ59本のうち24本をラピートαに変更。これにより、ラピートα、βとも1時間に1本の運行となった。
  • 空港急行関連
  一部列車を6両から8両編成の増車。
  平日の難波22時13分発を増発。
  平日の難波9時55分発の「区間急行」和歌山市行きを空港急行に変更。空港線は増便となった。
  平日の関西空港23時6分発を増発。
  土休日の難波6時54分発の「区間急行」和歌山市行きを空港急行に変更。空港線は増便となった。
  • 平日南行
  難波9時18分発の「普通」関西空港行きの行先を和歌山市に変更。泉佐野 - 和歌山市間は増便となった。
  同上。空港線は減便となった。
  難波22時4分発の「普通」羽倉崎行きの行先を和歌山市に変更。
  難波7時55分発の「普通」みさき公園行きの行先を羽倉崎に変更。
  難波9時55分発の「区急」和歌山市行きを「空港急行」関西空港行きに変更。泉佐野 - 和歌山市間は減便となった。
  難波20時36分発の「普通」和歌山市行きの行先をみさき公園に変更。
  難波22時34分発の「区急」和歌山市行きの行先を羽倉崎に変更。
  上記を全て合わせて、羽倉崎以南では南行各駅停車が1本減便している。
  • 平日北行
  みさき公園7時18分発の「普通」難波行きの始発駅を和歌山市7時03分発に変更。
  みさき公園9時47分発の「普通」難波行きの始発駅を和歌山市9時32分発に変更。
  • 土休日(結果的に本数は±0)
  難波6時17分発の「普通」関西空港行きの行先を和歌山市に変更。泉佐野 - 和歌山市間は増便となった。
  同上。空港線は減便となった。
  羽倉崎7時0分発の「普通」難波行きの始発駅をみさき公園6時37分発に変更。
  羽倉崎9時44分発の「普通」難波行きの始発駅を和歌山市8時52分発に変更。
  羽倉崎10時2分発の「普通」難波行きの始発駅を和歌山市9時32分発に変更。
  難波6時54分発の「区急」和歌山市行きを「空港急行」関西空港行きに変更。泉佐野 - 和歌山市間は減便となった。
  みさき公園6時37分発の「区急」難波行きの始発駅を羽倉崎6時59分発に変更。
  和歌山市9時3分発の「区急」難波行きの始発駅を羽倉崎9時36分発に変更。
  和歌山市9時33分発の「区急」難波行きの始発駅を羽倉崎10時6分発に変更。

加太線[編集]

  平日の和歌山市5時40分発の加太行きを増発。
  平日の和歌山市21時59分発の加太行きと加太22時31分発の和歌山市行きの運転を取りやめ。
  土休日の加太6時39分発の和歌山市行きの運転を取りやめ。

汐見橋線[編集]

  終電の繰り下げにより、平日・休日とも一日1往復減便。

近畿日本鉄道[編集]

けいはんな線(1月11日改正)[編集]

  • 相互乗り入れ先の大阪市高速電気軌道中央線が夢洲駅へ延伸。
  • 生駒5時17分発のコスモスクエア行の始発駅を学研奈良登美ヶ丘に変更。
  • 生駒5時37分発のコスモスクエア行の始発駅を学研奈良登美ヶ丘に変更。

特急関係(2月22日改正)[編集]

  • 大阪難波・近鉄名古屋間の特急を平日3本、土休日7本増発。
  • 大阪難波10時50分発の鳥羽行きと鳥羽14時18分発の大阪難波行きを定期化。
  • 大和西大寺7時37分発の大阪難波行きを近鉄奈良7時28分発に変更。
  • 近鉄名古屋22時25分発松阪行き特急を22時20分発の名張行きに変更。

京都橿原天理線(2月22日改正)[編集]

  • 昼間時間帯の普通の運転間隔を概ね毎時3本から毎時4本に変更。
  • 14時台の天理線急行を廃止。
  • 新田辺7時40分発の京都行き準急を新設。

難波奈良線(2月22日改正)[編集]

  • 昼間時間帯の快速急行・急行を毎時2本から毎時3本に増発。
  • 大阪難波0時3分発の近鉄奈良行き快速急行最終を新設し最終列車の時刻を8分繰り下げ。
  • 大阪上本町10時0分発の高安行き普通を新設。
  • 大阪上本町23時57分発の大和八木行き急行を新設し、河内国分~五位堂間の各駅及び大和高田・大和八木で7〜19分ほど最終列車の時刻を繰り下げ。

南大阪長野線(2月22日改正)[編集]

  • 河内天美5時10分発の大阪阿部野橋行き普通を河内天美5時0分発に変更。
  • 古市5時10分発の大阪阿部野橋行き普通を古市5時0分発に変更。
  • 橿原神宮前5時30分発の古市行き普通を5時15分発に変更。
  • 河内長野5時31分発の大阪阿部野橋行き準急を5時24分発に変更。

名古屋線(2月22日改正)[編集]

  • 近鉄名古屋23時58分発の近鉄四日市行急行を新設し、近鉄蟹江~近鉄四日市間の急行停車駅への最終列車を18分繰り下げ。

阪神電気鉄道[編集]

2025年2月22日実施
  • 平日昼間の快速急行を増発
    • 快速急行を毎時2本から毎時3本に増発。
    • 急行の尼崎〜西宮間を毎時1本減便。
  • 平日・土休日昼間時間帯の下りの快速急行の停車時間などを見直し約2分短縮
  • 平日・土休日昼間~夕方時間帯の阪神なんば線の普通の運転間隔を最大13分から概ね10分に変更。
  • 大阪梅田24時00分発の「急行甲子園」行きの行先を御影に変更。
  • 大阪梅田24時15分発の「特急神戸三宮」行きを新設。

阪急電鉄[編集]

2025年2月22日実施

神戸本線[編集]

平日朝ラッシュ[編集]

  • 大阪梅田行き特急を通勤特急に変更。
  • 通勤特急の始発駅を新開地に変更
  • 通勤急行の停車駅から塚口を減らし種別名を「快速」に変更
  • 通勤特急を全て10両から8両に減車。
  • 神戸三宮発大阪梅田行きの快速は通勤急行からの変更点としては、新開地発の列車が消滅、大阪梅田まで先着するようになった点である。
  • 宝塚発今津線経由の大阪梅田行き準急を1本増発。
  • 大阪梅田発西宮北口行き急行を13本増発。
  • 準急が西宮北口〜大阪梅田間で先着するようになった。

平日夕ラッシュ[編集]

  • 特急を準特急に変更。普通を園田で追い越すことで所要時間に変更はなし。
  • 通勤急行の停車駅から塚口を減らし種別名を「快速」に変更

平日深夜[編集]

宝塚本線[編集]

平日朝ラッシュ[編集]

  • 池田発大阪梅田行き普通3本と、豊中発大阪梅田行き普通3本の出発順を入れ替え。

平日夕ラッシュ[編集]

  • 急行に曽根・岡町を追加した通勤急行を新設し[注 2]、大阪梅田発宝塚行きの急行を通勤急行に変更。なお所要時間の変更はなし。
  • 大阪梅田方面からの箕面線の乗り換え列車を宝塚行き急行から特急日生エクスプレス又は雲雀丘花屋敷行きの急行に変更し所要時間を短縮し 怒れる箕面の民問題を解消。

京阪電気鉄道[編集]

2025年3月22日改正

京阪本線鴨東線中之島線[編集]

  • 中之島・淀屋橋〜萱島間の朝夕の一部列車を除き区間急行・普通を4両編成に減車[注 3]
  • 昼間時間帯の運転間隔を15分間隔から12分間隔に変更。改正で毎時5本に増発される。
    • その代わり枚方市行き普通の運転を取りやめ。
  • 昼間時間帯の快速急行の運転取りやめ。
  • 区間急行・普通を減車してしまったため朝に5本増発。
  • 8時台に淀屋橋発出町柳行快速急行と樟葉発出町柳行普通を各1本増発。
  • 17~18 時台上りに「区間急行」・「普通」の5本増発。
  • 出町柳発快速急行1本を増発。
  • 出町柳発急行1 本の運転区間を淀行に変更し淀で淀屋橋行に変更。
  • 枚方市発16~17時台の「準急」3 本を快速急行に変更。
  • 下り「ライナー」の発車時刻を17時55分発から出町柳発18時6分発に変更。
  • 中之島発の最終列車の列車種別[注 4]を変更し、発車時刻を23時50分から23時54分に繰り下げ。
  • 万博輸送に関しては誰か専用ページ作って(汗)。

出典[編集]

脚注[編集]

  1. JRグループ改正日と同じ。
  2. 2度目
  3. この改正でたださい余剰が発生していた6000系が朝夕を除き余剰に。
  4. どの種別かは不明。深夜急行の可能性もある。
出典


関連項目[編集]

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