南海本線

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南海本線 (なんかいほんせん)は、難波駅と和歌山市駅を結ぶ南海電気鉄道の鉄道路線である。

概要[編集]

阪堺鉄道として開業した日本で最も古い大手私鉄線である。
838mm軌間の蒸気機関車による運転から始まったが、後に1067mm軌間に改軌し、さらには直流電化され、電車による運転が始まった。複線化も早く、南海高野線の列車が乗り入れる岸里玉出以北は複々線化も戦前に行われ、岸里玉出〜住ノ江間でも急行線を設けて複々線化している。
高架化も戦前から始まり、現在も進行中である。また、冷房車も戦前に運行を開始した。
大阪市と和歌山市を直線で結ぶ鉄道路線は南海本線と阪和線の2本があるが、南海本線が最初に開通した、海岸沿いの路線が本路線である。阪和線とは一定の距離で並行しており、一度も交差しておらず[注 1]、JR羽衣支線が両線を結ぶ連絡線的な存在となっている。
沿線は堺や岸和田などの古くから発展した港町や漁港、海水浴場が点在しているが、高度経済成長からは大阪市のベッドタウンとして人口が急増した。また、南海フェリーを介しての四国連絡や紀勢本線への乗り入れなど、日本国有鉄道との通過連絡運輸も盛んに行われていた。

種別[編集]

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特急ラピード[編集]

特急サザン[編集]

4両自由席(運賃のみで乗れる)と4両指定席の編成で、終日運転。
2005年以降、泉佐野以南で実質急行の代替となった。
南海の指定席、自由席混結の施策は名鉄がパクっている。

急行[編集]

かつての主力速達列車だったが、泉佐野以南で特急が急行と同一停車駅となった現在は朝夕を中心とした運転。泉佐野以北も白線急行以外は春木駅通過の有無のみが区急、空港急行との違いである。

区間急行・空港急行[編集]

乗り入れ先が空港線か本線(泉佐野以南は各駅停車)かの違いがあるが、泉佐野以北の停車駅は同じである。
また、下りに1本だけ区急、空港急行と同じ停車駅の通称「白線急行」がある。

準急行[編集]

いわゆる準急。朝ラッシュ時の上りのみ運転で、堺まで各駅停車で、堺以北は区急や空港急行と停車駅が同じである。

普通[編集]

南海本線で最下位の種別。天下茶屋以北で通過駅があるため「普通」の種別である。

駅一覧・運賃2022年10月1日現在[編集]

凡例[編集]

  • 特 - 特急停車駅
  • 急 - 急行停車駅
  • 区 - 区間急行停車駅
南海電気鉄道南海本線の駅一覧、時刻表
営業キロ 運賃 駅名 停車種別 普通 普通 特急 区間急行
0.0 - 難波駅 特急区準 0456 0508 0910 2327
1.4 160 新今宮駅 特急区準 0458 0511 0912 2329
3.0 160 天下茶屋駅 特急区準 0500 0513 0914 2331
3.9 210 岸里玉出駅 0502 0514 ↓ ↓
5.1 210 粉浜駅 0504 0516 ↓ ↓
5.7 210 住吉大社駅 0505 0518 サザン9号 ↓
6.7 210 住ノ江駅 0507 0519 ↓ ↓
8.2 260 七道駅 0509 0521 ↓ ↓
9.8 260 堺駅 特急区準 0511 0526 0920 2337
11.2 340 湊駅 準 0513 0529 ↓ ↓
12.7 340 石津川駅 準 0515 0530 ↓ ↓
13.8 340 諏訪ノ森駅 準 0516 0532 ↓ ↓
14.8 340 浜寺公園駅 準 0518 0534 ↓ ↓
15.6 380 羽衣駅 急区準 0520 0536 ↓ 2342
17.3 380 高石駅 準 0522 0538 ↓ ↓
18.5 380 北助松駅 準 0524 0540 ↓ ↓
19.5 450 松ノ浜駅 準 0526 0541 ↓ ↓
20.4 450 泉大津駅 急区準 0527 0543 ↓ 2346
22.3 450 忠岡駅 0530 0545 ↓ ↓
23.7 500 春木駅 急区 0531 0547 ↓ 2350
25.0 500 和泉大宮駅 0533 0549 ↓ ↓
26.0 500 岸和田駅 特急区 0535 0551 0932 2353
26.9 500 蛸地蔵駅 0537 0552 ↓ ↓
28.6 570 貝塚駅 急区 0539 0555 ↓ 2357
30.4 570 二色浜駅 0542 0557 ↓ ↓
31.3 610 鶴原駅 0543 0559 ↓ ↓
32.4 610 井原里駅 0545 0600 ↓ ↓
34.0 610 泉佐野駅 特急区 0551 0605 0941 0006
36.1 650 羽倉崎駅 区 0554 0608 ↓ 0009
37.4 650 吉見ノ里駅 区 0556 0610 ↓ 0011
38.8 650 岡田浦駅 区 0558 0611 ↓ 0013
40.6 700 樽井駅 区 0600 0614 ↓ 0015
43.1 700 尾崎駅 特急区 0603 0617 0949 0018
44.6 750 鳥取ノ荘駅 区 0605 0619 ↓ 0020
46.6 750 箱作駅 区 0608 0621 ↓ 0023
50.2 810 淡輪駅 区 0612 0625 ↓ 0027
51.9 810 みさき公園駅 特急区 0614 0627 0957 0029
56.3 840 孝子駅 区 0619 0632 ↓ 0034
58.0 840 和歌山大学前駅 特急区 0621 0635 1003 0036
61.6 890 紀ノ川駅 区 0625 0639 ↓ 0040
64.2 930 和歌山市駅 特急区 0628 0642 1010 0043
67.0 930 和歌山港駅 特急区 … … 1015 …

競合路線[編集]

かつては南海本線が安かった時期もあったが、阪和線の特定運賃の採用と南海電気鉄道の運賃値上げによって阪和線の方が安くなっている。


阪和線 (天王寺駅-和歌山駅)と南海本線の比較・2022年
営業キロ 運賃 所要時間 備考
阪和線 61.3 820円 (通常運賃1100円) 1時間12分 特定運賃・紀州路快速
南海本線 64.2 930円 1時間16分 区間急行

沿革[編集]

関連項目[編集]

注[編集]

  1. ↑ 貝塚駅から内陸方面に分岐する水間鉄道水間線も阪和線との交点に駅を有しない。

参考文献[編集]