雪野郎
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「雪野郎」(ゆきやろう、The Snow Man)は手塚治虫の漫画シリーズ『ザ・クレーター』の1編。
『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)で1969年12月3日号に読み切り掲載された。全29ページ。『ザ・クレーター』シリーズ9作目となる。少年チャンピオン・コミックスの『ザ・クレーター』では1巻に4話として収録されている。
あらすじ[編集]
奥野隆一と佐々木小次郎とは何年にも渡って全日本選手権で優勝を争い合うスキー競技のライバルであったが、同時に友人でもあった。2人は選手権前には同じロッジに宿泊し、共に練習をするのが恒例となっていた。
ある年、少し奥の方まで進んでいった2人だったが、大型トラックの襲撃を受けた。奥野は崖を落ちてしまい、佐々木が助けを呼びに行った。佐々木が戻ってくるのか奥野は疑心暗鬼に陥ったが、次の日になって佐々木は2人の助っ人を連れて戻ってきた。しかし、奥野は雪盲となってしまっていた。
帰ろうとする4人を再び大型トラックが襲う。奥野が大型トラックを鉄砲で撃つと、大型トラックに見えたものは、エゾシカだったことが判明する。しばらく前にトラックに撥ねられたまま行方不明となっていたエゾシカの群れのボスだったのだ。
外部リンク[編集]
- 雪野郎 - 手塚治虫公式サイト