田中文英

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田中 文英（たなか ふみひで、1939年 - ）は、日本中世史学者。大阪女子大学名誉教授、尼崎市立地域研究史料館専門委員。

兵庫県生まれ。1962年大阪大学文学部卒業。1967年大阪大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学、大阪大学文学部助手。のち大阪女子大学講師、助教授を経て、1983年教授。1994年「平氏政権の研究」で博士（文学）（大阪大学）。1998年佛教大学文学部教授。 『鷹陵史学』35号（2009年9月）に「田中文英教授略年譜・著作等目録」、『日本歴史』2019年6月号に今堀太逸「学会消息 田中文英氏の訃」が掲載されている。

平安時代末期の政治史を研究。著書に黒田俊雄の権門体制論に基づく政治史分析を基調に平氏政権の歴史的位置を考察した『平氏政権の研究』（思文閣出版、1994年）、主に専門外の読者を念頭に置いた論稿・文章をまとめた『院政とその時代』（佛教大学通信教育部［佛教大学鷹陵文化叢書］、発売：思文閣出版、2003年）がある。

著書

単著

• 『平氏政権の研究』（思文閣出版［思文閣史学叢書］、1994年、オンデマンド版2016年）
• 『院政とその時代――王権・武士・寺院』（佛教大学通信教育部［佛教大学鷹陵文化叢書］、発売：思文閣出版、2003年）

編著

• 『黒田俊雄著作集（全8巻）』（井ケ田良治、石田善人、井上寛司、大石雅章、大隅和雄、大山喬平、河音能平、平雅行、永原慶二、名畑崇、藤井学共同編集委員、法藏館、1994-1995年）

外部リンク

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