熱 (ライフゲーム)

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(ねつ、Heat)は、ライフゲーム振動子宇宙船において定義されるもので、各世代で状態を変えるセルの平均数である。

A世代で一周期の振動子があり、各々の世代で前の世代と比べて進化したセルの数をN1、N2…NAとする。

熱は、(N1+N2+…+NA)/Aである。[1]

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  • ブリンカーの場合、各時間ごとに2つのセルが死滅し2つのセルが誕生する。よって熱は4となる。
  • ビーコンの場合、「2セルの死滅」と「2セルの誕生」の繰り返しである。よって熱は2である。
  • ヘルツ振動子の場合、「3セル誕生」→「3セル死滅・2セル誕生」→「2セル死滅」→「1セル誕生・1セル死滅」の繰り返しである。よって熱は(3+5+2+2)/4=3である。
  • グライダーの場合、各時間ごとに2つのセルが死滅し2つのセルが誕生する。よって熱は4となる。

熱が大きくなる例としては銀河(39)やパルサー(42)などの例がある。

熱の理論上の最低値は1である。1972年の時点で、バーロフェロメーター(仮訳)と言う熱が1.4の物体が確認されている[2]。熱の上限は存在しない。サインポール(仮訳)という物体は任意の長さに拡張することができ、長さの分だけ変化するセルの数を増やすことができる。

脚注[編集]

  1. まあ良く考えれば当たり前のことだけどね。
  2. Burloaferimeter

出典[編集]

関連項目[編集]

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