国鉄C58形蒸気機関車239号機
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国鉄C58形蒸気機関車239号機とは、国鉄C58形蒸気機関車の1両。
概要[編集]
経歴[編集]
現役時代[編集]
- 1940年6月26日に川崎車輛にて落成(製造番号は2321)。兵庫にて生まれたが、当初は稲沢機関区に配置された。
- その後、奈良機関区、宮古機関区、盛岡機関区の転属を経て、晩年は八戸機関区を拠点に活躍した。
- 1972年5月に除籍され、岩手県営運動公園にて静態保存されることとなった。
銀河を駆け抜けた動態復元時代[編集]
詳細は「SL銀河」を参照
- 時は流れ2012年。東日本大震災からの復興の一環としてJR東日本が動態復元することを発表。同年12月には大宮総合車両センターへ陸送された。
- やがて、復元作業や試運転を経て2014年1月6日に車籍が復活。同年4月12日からはSL銀河の牽引機としての運行を開始した。
- 2020年には聖火の輸送を行ったことがあるほど団体列車もそれなりに運転されたが、客車
(というか気動車)の老朽化に伴い、デビューからわずか9年後の2023年に惜しまれながら引退。 - 引退後もしばらくは動態保存の状態を保つも、2025年8月に事実上稼働が終了[注 1]。
その他[編集]
- 静態保存時代はオハ35系(オハ35 2001)とワム80000形(ワム187953)の2両と混結した混合列車3両編成での状態で保存されていた[注 2]。
- こう見えて、JR東日本所属の蒸気機関車では最年長である[注 3]。
脚注[編集]
関連項目[編集]
- 国鉄C58形蒸気機関車
- 国鉄C58形蒸気機関車363号機 - 秩父本線にて、SLパレオエクスプレスの牽引機として活躍中。
- SL銀河