SLパレオエクスプレス

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SLパレオエクスプレスは、埼玉県を走る秩父鉄道が運行する蒸気機関車牽引の観光列車(臨時急行列車)。

1988年に運行を開始し、熊谷駅から三峰口駅までの秩父本線を走行する。沿線の自然や歴史的景観を楽しめることから、関東地方屈指のSL観光列車として親しまれている。

概要[編集]

列車名の「パレオ」は、秩父地方にかつて生息していたとされる古代海獣「パレオパラドキシア」に由来。
運行は主にからにかけての祝日を中心に行われ、特別イベントや季節の催しに合わせて臨時運行されることもある。

車両[編集]

機関車は、1987年にJR東日本から譲渡されたC58形363号機を使用している。
客車は、デビュー当初旧形客車を使用していた。その後、2000年に12系5両(うち1両は部品取り車両)がJR東日本から譲渡。秩父鉄道にて改造が施され、旧形客車と入れ替わる形で運用に就き、今に至っている。

関連項目[編集]