国鉄コキ5000形貨車

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

コキ5000形貨車(コキ5000がたかしゃ)とは、日本国有鉄道が製作した貨車コンテナ車)である。

概要[編集]

1959年(昭和34年)にコンテナ列車「たから号」用に製造された車両で、試作車2両を含む57両が製造された。

登場時は長物車として扱われ、チキ5000形の形式を名乗っていたが1966年(昭和41年)の形式称号改訂によりコキ5000形へと改番。その翌年に全車両がコキ5500形に改造された。

構造[編集]

魚腹形側梁を持ち、これが後のコンテナ車へと継承されている。コンテナは10.8フィートのものを5個積載できる。塗装は赤3号一色だが、試作車のコキ5001号のみ黒色で塗られた。拠点間直行輸送専用のため、車端部のデッキは省略され手ブレーキは留置用のもののみを装備した。

台車は最高速度85km/hに対応する新開発のTR63形を装備した。当初は基礎ブレーキが両抱き式だった。

運用[編集]

コンテナ列車たから号に使用され、24両編成で汐留 - 梅田間をおよそ11時間で結んだ。

たから号は好評であり、後にチキ5000形にデッキを設けて1両単位でも運用可能にしたチキ5500形が登場。1967年(昭和42年)に全57両がデッキ増設改造を受け、コキ5500形へと編入された。