信濃森上駅
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信濃森上駅 しなのもりうえ Shinano-Moriue | |
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駅プラットホーム(2025年3月) | |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
駅番号 | 12 |
路線 | ■ 大糸線(大糸南線) |
前後駅 | 白馬 << 信濃森上 >> 白馬大池 |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
開業 | 1932年(昭和7年)11月20日 |
所在地 | 長野県北安曇郡白馬村大字北城森上 |
電報略号 | モヘ |
外部リンク | 駅の情報(信濃森上駅):JR東日本 |
備考 | 無人駅 |
信濃森上駅(しなのもりうええき)は、長野県北安曇郡白馬村大字北城森上にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)の鉄道駅(旅客駅)である。■ 大糸線(大糸南線)が乗り入れる。駅番号は12。
概要[編集]
白馬連峰の山々が見渡せる駅。駅前には住宅や商店などが立ち並んでいる。
駅の北西には白馬岩岳スノーフィールドが、また駅の北方には栂池高原スキー場が広がっており、かつてはこれらの観光需要に対応するために、昭和30年代から平成初期まで当駅を発着する特急列車や急行列車が多数設定されていた。その後のスキーブームの終焉や格安の高速バス(スキーバス)との競争の影響で、現在は当駅に停車する定期特急列車は消滅しており、観光拠点としては1駅隣の白馬駅発着に集約されている[1]。そのため駅は閑散としており、当駅での観光利用はほとんどないとみられる。
駅付近には有名鉄道撮影地「信濃森上ストレート」が立地している。
歴史[編集]
- 1932年(昭和7年)11月20日:国有鉄道大糸南線 神城 - 当駅間開通と同時に開業。旅客および貨物の取り扱いを開始。
- 1935年(昭和10年)11月29日:当駅 - 中土間が開業。途中駅となる。
- 1960年(昭和35年)7月20日:信濃四ツ谷(現・白馬) - 当駅間が電化開業。一部列車を除き、当駅で松本方面からの電車と糸魚川方面からの気動車との乗換駅となる。
- 1967年(昭和42年)12月20日:当駅 - 南小谷間が電化開業。
- 1971年(昭和46年)1月30日:貨物の取り扱いを廃止[2]。
- 1983年(昭和58年)3月25日:無人駅となる(簡易委託化[3])。荷物の取り扱いを廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により東日本旅客鉄道(JR東日本)の鉄道駅となる[4]。
- 2007年(平成19年)
駅構造[編集]
駅舎に面した1面1線の単式ホーム1つからなる配線である。近年までは2面2線構造であり、単式ホームと別に跨線橋を介してもう1つ島式ホームが設置されているが、現在は跨線橋が封鎖されており立ち入ることは出来ない。また、さらにこのホームの外側にはかつて3番線が設置され2面3線構造であったものの、こちらは線路が剥がされている。
のりば[編集]
番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
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1 | ■ 大糸線 | 下り・上り | 松本方面・南小谷方面[6] |
隣の駅[編集]
脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
- ↑ a b “信濃森上駅”. れとろ駅舎 (1999年). 2025年4月22日確認。
- ↑ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』 石野哲、JTB、1998年10月1日、初版、210頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ↑ 『写真でつづる長野鉄道管理局の歩み』 長野鉄道管理局、長野鉄道管理局、1987年3月10日、340頁。
- ↑ 『歴史でめぐる鉄道全路線』 27頁
- ↑ “大糸線・信濃森上駅”. さいきの駅舎訪問. 2025年4月22日確認。
- ↑ “駅構内図・バリアフリー情報(信濃森上駅)”. 東日本旅客鉄道. 2025年4月22日確認。
関連項目[編集]
大糸線の駅一覧 |