伊勢 (戦艦)

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伊勢(いせ)は、大日本帝国海軍戦艦伊勢型戦艦の1番艦である。艦名は伊勢国に由来する。

概要[編集]

伊勢は扶桑型戦艦に続く、日本海軍が建造した超弩級戦艦である。八八艦隊計画の一環として建造が計画され、川崎造船所で建造された。

第一次世界大戦末期に竣工し、その後のワシントン海軍軍縮条約ロンドン海軍軍縮条約の影響を受けながらも、太平洋戦争開戦まで主力艦の一翼を担った。

艦歴[編集]

豆知識[編集]

  • 伊勢は就役から解体まで、一度も戦艦としての砲撃戦を行う機会がなかった。
  • 航空戦艦への改装は、当初は航空母艦への全面的な改装も検討されたが、工期の長さや資材不足から断念された。
  • レイテ沖海戦では、搭載機である彗星瑞雲は出撃機会がほとんどなく、航空戦艦としての能力を十分に発揮することはなかった。

関連項目[編集]

参考文献[編集]

  • 歴史群像太平洋戦史シリーズVol.56『伊勢型戦艦 航空戦艦への道』学習研究社、2006年。
  • 呉市海事歴史科学館(大和ミュージアム)編『戦艦「大和」建造とそれから』呉市海事歴史科学館、2021年。