レッチュベルク山岳線
ナビゲーションに移動
検索に移動
レッチュベルク山岳線とはスイスの鉄道路線である。
概要[編集]
ベルン州のベルナーオーバーラント地方からヴァリス州にまたがる全長74kmの複線電化の路線で、シュピーツからブリヒまでを結んでいる。路線の中心は全長14,612mのレッチュベルクトンネルである。この路線にはブラウゼー-ミトホルツ駅付近の2重ループ線構造などの工学建造物で鉄道ファンの間で人気である。この路線は2007年よりレッチュベルクベーストンネルが開通して以来、長距離列車の大部分が新線を通るようになった。それ以来RE列車と貨物列車のみが旧線の山岳線を経由している。この路線はゴッタルド線に次ぐ、スイスのアルプス山脈を南北に縦断する2番めの鉄道路線である。ドイツ語圏スイス西部及びドイツ西部、フランス東部からイタリアのミラノ方面に向かうシンプロン線の支線としても機能する。
運行形態[編集]
長距離列車[編集]
IC6(バーゼル-ブリヒ間)が1〜2時間に1本、IC8(ローマンスホルン-ブリヒ間)が1〜2時間に1本の運行。
地域列車[編集]
RE列車(ベルン-ブリヒ-ドモドッソーラ間)が1時間に1本の運行。
駅一覧[編集]
- シュピーツ駅(トゥーン方面/インターラーケン方面)
- ミューレネン駅
- ライヘンバッハ・イム・カンダータール駅
- フルーティンゲン駅(レッチュベルクベーストンネル)
- ブラウゼー-ミトホルツ駅
- カンダーシュテーク駅
- ゴッペンシュタイン駅
- ホーテン駅
- アウサーベルク駅
- ラルデン駅
- ブリヒ駅(ローザンヌ方面/ドモドッソーラ方面、ツェルマット方面、アンダーマット-ディーゼンティス方面)