リアクトル

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リアクトルとは、インダクタなどを利用した受動素子

概要[編集]

通常は誘導性のものを指すが、キャパシタのような成分で出来ている場合には容量性リアクトルといい、 これと区別するために誘導性リアクトルともいう。このページでは主に誘導性リアクトルについて述べる。

誘導性リアクトルの役割[編集]

電流を平滑化する[編集]

インダクタ(リアクトル)には電流を一定値にするような効果があり、チョッパ制御でもそれが見られる。インダクタも参照されたい。

電圧を供給する[編集]

インダクタ(リアクトル)自体には電力を生産する能力はないが、ため込んだ磁気エネルギー電圧として供給する。 チョッパ制御の昇圧チョッパも参照されたい。

誘導性リアクタンスになる[編集]

誘導性リアクタンスによってインピーダンスを調整し、力率位相、電圧などを調整するの使われる。 例えば、無効電力を消費してフェランチ現象による電圧上昇を抑えたり、並列コンデンサと直列に接続して全体的に誘導性にすることで高調波電流の共振を防ぐ。

関連項目[編集]