メモリスタ
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メモリスタとは、電荷と磁束に関係する受動素子。 メモリ的な機能をもつ。memory+resistorのかばん語としてmemristorと名付けられた。
概要[編集]
抵抗器,キャパシタ,インダクタに次ぐ第4の受動素子である。 流れた電荷によって電気抵抗が変化する。 これは、過去に流れた電流を記憶する抵抗器であるということであり、メモリの機能を持ち得る。
値[編集]
性質を示す値はメモリスタンスと呼ばれ、その単位は主にオーム。Mなどで表記する。 メモリスタンスの逆数をメモダクタンスと呼び、その単位は主にジーメンス。Wなどで表記する。
比較[編集]
電圧,電流,電荷,磁束の関係は
電気抵抗,キャパシタンス,インダクタンス,メモリスタンスを用いて
となる。
つまり
- V-I関係をR
- V-Q関係をC
- Φ-I関係をL
- Φ-Q関係をM
が表すということである。