メダカ種群
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| メダカ種群 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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| 分類 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| Oryzias latipes species complex | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 和名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| メダカ (目高) | ||||||||||||||||||||||||||||||
| 英名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| Medaka |
メダカ種群とは、南アジアに分布するメダカの種群である。
歴史[編集]
元々、南アジア一体のメダカは一種のみと長らく考えられてきた。
- 1846年
- コンラード・テミンクとヘルマン・シュレーゲルの共著「日本動物誌」で、新種記載された。模式標本はシュレーゲルが採取した。
- この時はカダヤシの仲間とされ、命名された学名はPoecilia latipes だった。
- コンラード・テミンクとヘルマン・シュレーゲルの共著「日本動物誌」で、新種記載された。模式標本はシュレーゲルが採取した。
- 1866年
- Günterは、本種をアプロケイルス属とし、学名が Aplocheilus latipes に変更された。
- 1906年
- JordanとSnyderが、Poecilia latipes に基づき、メダカ属 (Oryzias) を提唱した。これ以降、メダカの学名は Oryzias latipesで安定していた。
- 1980年
- 日本全国のメダカをアロザイム分析にかけた所、日本のメダカは2つの集団に分かれると判明。
- 1983年
- 2集団が明確に別れている事が分かり、「北方集団」「南方集団」と命名され、区別されるようになった。
- 1986年
- 中国のメダカを調べられ、日本のものとは異なる遺伝子型と分かった。
- 1989年
- 中国のものが Oryzias latipes sinensis (チュウゴクメダカ)として記載される。
- 1987年
- 韓国のメダカを調べた所、2つの集団に分かれると判明。一方はチュウゴクメダカに近縁であった。
- 1998年
- チュウゴクメダカが亜種ではなく独立種とされた。
- 2001年
- チュウゴクメダカを独立種とする事が支持される。
- 2012年
- Asaiらが、北日本集団を Oryzias sakaizumii として新種記載した。
- 2013年
- 「北日本集団」に『キタノメダカ』と命名され、「南日本集団」は『ミナミメダカ」という名称に改名された。
韓国南部と台湾には、それぞれ未記載種が存在し、韓国の韓国のメダカは、記載する見込みらしいが、2024年1月現在、まだ記載されていない。