フード・ユニット

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

フード・ユニット(: Hood unit)は、車体構造を基準とした機関車の分類の一つである。

概要[編集]

フード・ユニットは主にアメリカで用いられる分類である。基本的に一つのキャブと、それよりも細いフード(取り外し可能なエンジンカバー)を持ち、車体強度を台枠に依存する機関車を指す。ほとんどの場合、フードの両脇には通路を兼ねたデッキがある。

この構造では、運転台を移動せずとも前後の視界を確保することができるため、ロード・スイッチャー的運用に向いておりディーゼル機関車に多い。少数ではあるが電気機関車にも見受けられる。

また、日本語を話す鉄道ファンの間において、フード・ユニットのうち特にフードの高いスタイルの機関車は「アメロコ」と通称されることが多い。

[編集]

これらはあくまでも一例である。

アメリカ[編集]

ディーゼル機関車[編集]

電気機関車[編集]

インド[編集]

インドネシア[編集]

カザフスタン[編集]

台湾[編集]

中国[編集]

チェコ・スロバキア[編集]

日本[編集]

アメリカンスタイルでないもの
以下は定義上フード・ユニットに分類されると考えても良いと思われるが、「キャブが中央にある」「フードがかなり低い」などアメリカのそれとはスタイルが大きく異なる点に注意が必要である。この部類の私鉄車は種類が多すぎるため掲載しない。

ポーランド[編集]

ルーマニア[編集]

ロシア[編集]

関連項目[編集]