ジュニアアイドル界隈の過激路線
ジュニアアイドル界隈の過激路線では、2005年頃から2010年頃のジュニアアイドル全盛期に一部メーカーにおいて見られた着エロ同然の作品と逮捕事例について概観するため、年表形式でまとめた。
2005年2月、心交社よりしほの涼の写真集『りょうおもい』が発売される。当時13歳の(疑似)パンチラを解禁した記念碑的作品である[1]。これ以降、各出版社は「どこまでなら捕まらないか」というチキンレースを始めたように思う。
2005年5月20日、『桃色聖春女学園』シリーズの第1作が発売される。
2005年8月、泉明日香のDVD『アイドル魂Jr. 泉明日香 part.1』が発売される。現役JCのTバックは過激路線を刺激した[1]。
2006年12月22日、『聖少女戦士St.ヴァルキリー』が発売される。現役JCのパンチラ・パンモロを鑑賞できるが、ここでは見せパンまたは水着である。JCの生パンが解禁された記録があるのか、初版立項の時点では情報がないので何とも言えない。
2007年10月16日、心交社のチーフプロデューサーら4人が警視庁少年育成課に逮捕された[2]。
2007年[[[12月3日]]までに、アイアップ社長・羽賀秀一(36)と妻の裕子(21)[注釈 1]ら4人が、18歳のJK3に全裸に近い水着を着せて撮影したとして神奈川県警察に逮捕された。JKは18歳に達していたため、児ポ法は適用できず児童福祉法違反での立件となっている[3]。
2008年1月11日、『ヒミツのじゅにあ雑技団 Vol.5』が発売される。初版立項者の記憶によれば、現役JSの生パンを描写した最初のDVDである。
2009年2月17日、警視庁はピンキーネット社長の神崎修一(41)、フリーカメラマンの古川明宏(34)ら3人を児ポ法違反(児童ポルノ製造)の容疑で逮捕したと発表[4]。
2010年前後、それまでのような過激な作品は鳴りを潜める。魚肉ソーセージに生クリームを塗り付けてパイズリ、ボディーシャンプーを白濁させ水鉄砲で顔面発射、手足を拘束して電マまたはくすぐりといった表現は大幅に減少する[5]。当局の努力の成果であるという説もあるが、このころにはジュニアアイドル界隈自体が少し落ち着いていたような気もする。
考察[編集]
2005年に13歳のパンチラが開示されてしまうが、これはある意味必然である。1999年の法施行以降、マニアにとって暗黒時代[要出典]が続くが、一定のニーズがあるものを法で規制すればどこかにひずみが出るのは当然、誰かが抜け穴を探すのもまた当然である。
じつは2004年、小林万桜の写真集に12歳の網網ボディーストッキングや14歳の手ぶらの写真が掲載されるが、写真家の会田我路に言わせるとこれらはセーフである。これらはいずれも、弁護士から指導を受けたぶんか社の編集者との話し合いの結果、水着であればTバックであれVバックであれセーフである[注釈 2]、という結論に達している。当然下着はアウト。手ブラはアウトだが、水着を着たうえでそれを手で隠せば手ブラに見える[6]。
脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
- ↑ a b 岡沢 2013.
- ↑ “「少女過激水着はポルノ」出版社社員逮捕”. nikkansports.com (2007年10月17日). 2020年8月15日確認。
- ↑ “仲村みう所属事務所社長が逮捕!! 今明かされる“みうみう”の本音”. news.livedoor.com (2007年12月5日). 2008年1月22日確認。
- ↑ “少女の水着姿撮影 容疑の社長ら逮捕 児童ポルノと認定”. 読売新聞: p. 27. (2009年2月18日)
- ↑ たかなし亜妖 (2023年7月1日). “元セクシー女優が「ジュニアアイドルの闇」を暴露。“親の付き添いなし”の危険な現場も(page=1)”. nikkan-spa.jp. 2023年7月10日確認。
- ↑ 岡沢宏志 (2008年2月7日). “紗綾を発掘した写真家・会田我路が、U-17市場を斬る!(前編)”. cyzo.com. 2017年7月1日確認。
参考文献[編集]
- 岡沢宏志 (2013年10月11日). “Tバック・手ブラは当たり前! 迷走するジュニアアイドルの未来”. cyzo.com. 2020年8月21日確認。