エリーカ
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エリーカは、“Electric Lithium Ion Battery Car”の略称で、慶應義塾大学電気自動車研究室(川崎市幸区)と企業約30社の協力により、2004年1月に完成した8輪駆動の電気自動車。
概要[編集]
記録挑戦車と公道実験車の2台ある。
記録挑戦車は、2004年3月イタリア・ナルドのテストコースでの片山右京の運転で、セダンタイプとして2004年当時の世界最速370km/hを記録。
2004年8月のテストでは、7秒で160km/hに達し、ポルシェ911ターボを凌ぐ加速性能を示した[1]。
公道実験車は、2005年6月28日に「湘南370」のナンバープレートを取得 [2]。
二酸化炭素排出量は、2006年当時の試算で化石燃料火力発電による充電でもガソリン自動車の4分の1とされていた [3]。
問題点としては、8輪構造という車体構造上の特殊性による、部品点数が多い・整備や修理が複雑・タイヤ交換やメンテナンス費用の増大、インホイールモーターを8輪すべてに搭載することで高性能な一方、コスト増となるなど。エリーカの開発事業はその後停止されている。
仕様[編集]
数値が二つ並ぶ場合は前者が記録挑戦車、後者が公道実験車、それ以外は共通 [3]。
ボディー
- 全長 - 5100mm
- 全幅 - 1900mm
- 全高 - 1360mm, 1410mm
- 重量 - 2400kg
- 定員 - 2人, 4人
性能
- モーター出力 - 640kW(850馬力), 480kW(640馬力)
- 最高速度 - 370km/h, 180km/h
- 0-100km/hの加速時間 - 4.1秒, 4.5秒
- 0-160km/hの加速時間 - 7.0秒, 8.6秒
- 充電時間(70%回復) - 4分, 30分