つくば号

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つくば号(つくばごう)は、東京駅茨城県つくば市を結ぶ高速バス路線である。

概説[編集]

1987年(昭和62年)4月のJR東日本発足と同時に運行を開始。運行開始当時のつくば市には鉄道が通じておらず、首都高小菅JCTでつくば発が渋滞延着しやすい難点はあった[注 1]ものの、東京都区部との間を乗り換え無しで結ぶ交通機関として、あっという間に東京駅やつくば市内の途中停留所の乗車に困難をきたして、短ピッチで増発を行うほどの人気を得た。

2005年(平成17年)につくばエクスプレス秋葉原接続で開業すると、定時性の高いつくばエクスプレスへ利用者の多くが転移した。
しかしそれでもつくばエクスプレスの駅から離れた産業技術総合研究所や筑波宇宙センター、筑波大学へ乗り入れること、東京駅まで直行で行けること、着席さえ出来ればリクライニングシートに有りつけるなどのメリットがある。

運行経路および停車バス停[編集]

東京駅の乗車場所は八重洲南口、降車場所は日本橋口となっている。また各バス停はクローズドドア区間で東京行きは乗車のみ、つくば行は降車のみ。

東京駅 ← 八潮PA ← 下広岡 - 並木大橋 - 並木二丁目 - 並木一丁目 - 千現一丁目 - 竹園二丁目 - つくばセンター - 筑波大学病院 - 大学会館 - 筑波大学

八潮PAは東京行のみ停車し、降車のみ取扱。

運行会社[編集]

使用車両[編集]

運行各社とも4列シート・トイレ付き車両で運行している。

かつては超大型二階建てバスのネオプラン・メガライナーで運行する便や、夜行バスドリーム号の間合いで3列独立シート車で運行する便もあった。

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. 後に平日のみ上野駅経由として、少しでも難点を回避した。
出典
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関東鉄道・関鉄グループのバス事業
営業所

土浦 (TC) - 水戸 (MT) - つくば中央 (YT) - つくば北 (TK) - 守谷 (MR) - 竜ヶ崎 (RG) - 江戸崎車庫 (ED) - 潮来 (IT) - 波崎車庫 (HS)

子会社

関鉄観光バス(TC,MT,SM,SW) - 関鉄観光バス土浦(TC) - 関鉄グリーンバス (G)(石岡、鉾田) - 関鉄パープルバス (P)(下妻)

過去に存在した営業所

関鉄観光バス潮来(IT) - 関鉄観光バス田伏(TB) - 鹿島(KS) - 取手 (TR) - 水海道 (MK)

高速バス等

常磐高速バスつくば号みと号茨城空港線)- あそう号 - かしま号 - はさき号 - 境 - 東京線 - よかっぺ関西号 - NATT'S(成田空港) - TMライナー - わかば号 - 常総ルート(廃止) - 大宮 - つくば・土浦線(廃止) - 奥久慈号(休止)

コミュニティバス

キララちゃん(土浦市) - つちまるバス(土浦市荒川沖地区) - つくバス(つくば市) - かっぱ号(牛久市) - 龍・ゆうバス(龍ケ崎市)※一部 - ことバス(取手市)※一部 - モコバス(守谷市) - みらい号(つくばみらい市) - 坂東号(坂東市) - 新治バス(試験運行打ち切り) - つくつくバス(廃止) - やまゆり号(廃止)

特徴的な路線バス

筑波大学キャンパス交通システム - かしてつバス - 霞ヶ浦広域バス - やさとフルーツ号

イベント臨時

つくば万博(1985) - 土浦全国花火競技大会 - 百里基地航空祭 - 水郷佐原あやめ祭り - 水戸の梅まつり - 筑波山梅まつり - 筑波山もみじ祭り - つくばマラソン - 常陸國總社宮大祭 - 鹿島アントラーズ(ホームゲーム) - ワールドレディスチャンピオンシップ - GMOインターネット・レディース サマンサタバサグローバルカップ

関連項目

土浦ニューウェイ - つくば花室トンネル - つくばセンター - 産総研つくば東事業所つくば研究支援センター入口 - 鹿島セントラルホテル - 水郷潮来バスターミナル - 鉾田駅 - ネオプラン・メガライナー - PASMO