AviUtl Installer Script

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AviUtl Installer Script
開発元 menndouyukkuri, atolycs, Yu-yu0202, FullWidth-mion
初版 2025年1月3日 (4か月前) (2025-01-03)
最新版 1.1.21[1] - 2025年4月20日 (22日前) (2025-04-20)
リポジトリ github.com/menndouyukkuri/aviutl-installer-script
プログラミング言語 cmd, Windows PowerShell
ライセンス MIT License
対応OS Windows
対応プラットフォーム IA-32, x86_64
種別 バッチファイルPowerShellスクリプト
公式サイト https://aviutl-installer.github.io/
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AviUtl Installer Scriptとは、AviUtl(KENくんによって開発されている動画編集ソフト)を簡単に導入するために作られた、有志によるバッチファイルPowerShellスクリプトである。

概要[編集]

AviUtlは本体だけでは簡単なフィルタ処理程度しかできず、AVI形式しか扱うことができないが、拡張編集Pluginや有志による多くのプラグインを追加することで、機能を拡張して有料ソフトに匹敵ないし凌駕する能力を発揮させることもできる動画編集ソフトである。

そのため、AviUtlを導入する際は、事実上必須と言われている多くのプラグインを導入し、設定作業を行う必要がある。

これだけでも面倒だが、しかも古い情報や誤った情報がネット上に多数放置されているため、知識がない人間はどれが正しいのかすらわからない状況になってしまい、解説記事や動画をもとに導入してみたもののエラーを吐かれて挫折し、そのまま動画編集をあきらめてしまうことすら少なくない。

そこで、有志によってこの最初の導入作業をスムーズに行うためにAviUtl Installer Scriptが開発されている。

AviUtl Installer Scriptを利用すれば、慣れている人でも数十分、初めての人なら数日はかかるといわれることもあるAviUtlの導入作業を、数分程度のごく短時間で自動的に行うことができる。

動作環境はWindows 10 April 2018 Update (バージョン 1803) 以降[注 1]と、AviUtlの動作要件と比較するとだいぶ最近の環境に限られるが、Microsoftによって現在サポートされているWindowsは全て網羅されているので困る人はいないだろう。

使用方法[編集]

AviUtlのページの「導入」の「AviUtl Installer Scriptを使用する」を参照。

セキュリティ[編集]

AviUtl Installer Scriptはフォルダの作成、ファイルのダウンロード、配置、作成、レジストリの編集などを行うが、全ての実行内容はダウンロードしたcmdファイルをメモ帳などのテキストエディタで開くか、GitHubのリポジトリを覗いてコードを見れば確認できるので、気になる人は確認してみよう。

具体的に何をしている?[編集]

AviUtl Installer Scriptによってインストールされるものに書いてあるものを導入したり、その過程でしておいた方がいい設定(拡張子の表示)をしたり、スタートメニューやデスクトップにAviUtlのショートカットを作ったり、導入後のAviUtlやプラグイン・スクリプトをAviUtl Package Managerで扱えるようにapm.jsonを用意したり、更新確認用にais.jsonを用意したりしている。

「aviutl-installer.cmd」で導入したプラグインやスクリプトを更新する用の「必須プラグイン・スクリプトを更新する.cmd」では、更新作業のためにapm.jsonやais.jsonを読み込んだり編集したり、あとは競合するプラグインが入っていたら削除もする。

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. Windows 10 April 2018 Updateより同梱されたcurl.exeを使用しているため。

出典[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

リポジトリ[編集]