バッチファイル
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バッチファイルとは、MS-DOSのCOMMAND.COMやWindowsのコマンドプロンプトに実行させたいコマンドをテキストファイルに記述したもの。
概要[編集]
コマンドシェルに実行させたいコマンドを羅列し、記述内容通りに実行させるスクリプト言語が書かれたファイルの1つと思えばよい。
出来ないことも多く複雑な処理には不向きであったため、後継としてPowerShellスクリプトが登場したが、簡単な処理ならバッチファイルで書いてしまった方がシンプルかつ多くの環境で動かせるため、いまだに使われている。
また、PowerShellスクリプトは設定次第ではセキュリティのため実行を拒否されることもあるが、バッチファイルにはそういった機能がないためPowerShellスクリプトを警告なし・ブロックなしで実行するためにバッチファイルが用いられる事例もある。
この場合、PowerShellスクリプトとバッチファイルのファイルを分ける方法と、バッチファイル内にPowerShellスクリプトを記載する方法(Polyglot Scriptの一種)があり、AviUtl Installer Scriptでは後者が用いられている。
拡張子[編集]
拡張子はMS-DOS・Windows 9x系が「.bat」、Windows NT系が「.cmd」であったが、9x系の機能がNT系に移植されて以降NT系でも「.bat」が使用できるため、現在は特に区別されず「.bat」が使われることが多い。もちろん「.cmd」も利用可能。