2025年大阪・関西万博
2025年大阪・関西国際博覧会(にせんにじゅうごねん おおさかかんさいこくさいはくらんかい)は、2025年の春から秋にかけ日本の大阪府大阪市此花区夢洲を中心として開催中の国際博覧会(万国博覧会)。正式名称は2025年日本国際博覧会で、略称は大阪・関西万博。
概要[編集]
先述のように、大阪市此花区の夢洲[注 1]と呼ばれる埋立地で行われる予定の国際博覧会である。テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」である。開催地を決める際にはアゼルバイジャンなど他の候補地とともに審議へとかけられ、結果大阪での開催が決定した。
会場建設費1250億円。運営費は800億円。2020年東京オリンピック終了後すぐ準備を本格化すると政府が発表した。
開催に向けて工事は進捗し、マスコットキャラクターである「ミャクミャク」もデビューし、その見た目から注目を集め、現在はコアなファンも出ている。
名前の「大阪・関西」のとおり、この万博は大阪以外の関西地方への需要も想定されている。それも合わせると、経済効果は非常に大きいものとなる。また、万博開催にあたって行われたボランティアの募集には、大阪市民を中心として5万人以上の応募があった。
開幕後も予定のパビリオンの一部が開館しなかったが、7月19日にネパール館が開館して、全パビリオンが開館した。
目玉や象徴[編集]
今回の万博の目玉は「大屋根リング」。一周約2キロメートル、高さは約20メートルの世界最大の木造建築物で、ギネス世界記録にも認定されている。また、パビリオンでは、日本館の火星の石や、大阪ヘルスケアパビリオンのリボーン体験などである。
イベント[編集]
ここでは、ナショナルデー・アオと夜の虹のパビリオン・開会式・閉会式・太陽のつぼみ・花火は省いています。また、一部省かれているイベントがありますので、ご了承ください。
4月[編集]
- 13日:一万人の第九 EXPO2025
いけばなの根源 池坊 (~20日)
TBSキッズアトラクション~『SASUKE』&『東京2025世界陸上』を体感~ (~20日)
Ado OPENING SPECIAL LIVE
- 18日:日本古来の大道芸(南京玉すだれ、傘まわし、皿まわし)
- 19日:FUTURE OF LIFE いのちの未来オープニングパフォーマンス
いけばなパフォーマンス
- 21日:【TSUNAGU】
スペシャルナイトバブルショー
- 22日:Earth Day Expo 2025
- 26日:株式会社エントリー presents japan Expo Paris in Osaka 2025 (~27日)
煎茶道はここから始まった!- 花月菴流お茶席体験 - (~27日)
ひょうご国 HYOGO産を世界に発信するプロジェクト2025 (~30日)
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批評[編集]
大阪維新の会は万博の開催を公約に掲げ当選したなど、万博について意欲的な姿勢を持つ者が多い[注 2]。
しかし、Twitterやネット上では早くも「万博は失敗」とする主張が見受けられるようになった。これは工事期間が遅れ、予定通りのパビリオン開館が危ぶまれたことなどがマスメディアに取り上げられたためであった。また、2024年能登半島地震の影響もあり「万博を中止し、その費用を災害被災地復興に回せ」という主張もより加熱化した。しかし万博の延期はこれまでも頻発しており、また2020年東京オリンピックも1年延期して開催したことから、問題はないとされる。
むしろ国際行事である万博を中止するということは国際社会からの信頼を失うという見方もある。
そもそも、能登半島地震と万博を関連付けるのは詭弁が過ぎ、典型的な「中央依存」気質ともいえる。
フジテレビ[編集]
2025年、フジテレビの一連の不祥事により万博会場で行わる予定であったフジテレビ主催のイベントが中止となる。
1970年大阪万博[編集]
1970年に行われた大阪万博の会場跡、万博記念公園と夢洲を勘違いして来場する人が続出している。
アクセス[編集]
関連記事[編集]
- 2020年東京オリンピック
- 2025年の中小私鉄・第三セクター鉄道のダイヤ改正
- 万博記念公園 - 本万博会場と混同する現象が起こった。