加瀬英明
加瀬 英明(かせ ひであき、1936年12月22日[1] - 2022年11月15日)は、外交評論家[2]。日本会議代表委員・東京都本部会長。オノ・ヨーコの従弟[3]。
助川明の筆名を持つ[1]。また『醜い韓国人』(光文社、1993年)の著者である朴泰赫(パク・テヒョク)という韓国人は実在せず、加瀬が実際の著者であるとされる。
経歴[編集]
東京生まれ[4][注 1]。外交官の加瀬俊一の長男[5]。慶應義塾大学経済学部中退[1][注 2]。エール大学、コロンビア大学に留学[1]。「ブリタニカ国際大百科事典」初代編集長(TBSブリタニカ、1967-1970年[4])を経て、評論活動に入る[2]。保守派の論客として知られた[2]。1977年日本ペンクラブ理事。1979年日本安全保障研究センター理事長[6]。福田赳夫内閣と中曽根康弘内閣の首相特別顧問、福田赳夫・大平正芳・鈴木善幸内閣で園田直外相の顧問として訪米した[7]。1984年に中曽根内閣の中西一郎特命担当相の私的諮問機関として発足した危機管理問題懇談会(危機管理懇)の情報専門部会のメンバー[8]。
イスラエル紙「ハアレツ」によると、「多くの人の目に、加瀬は故・安倍晋三元首相のメンターとして映った。安倍は生前、権力の絶頂にいるときでさえ、月に一度は加瀬を訪問していたと言われる。」とされる[9]。
『醜い韓国人』[編集]
1993年に刊行された朴泰赫『醜い韓国人――われわれは「日帝支配」を叫びすぎる』(光文社、カッパ・ブックス)は韓国人ジャーナリストが「日本の韓国統治は韓国にとって恩恵だった」と主張したとして話題となった[10]。加瀬は刊行に際して同書の閲読を担当し[11]、巻末に「この著作について」という解説文を執筆したが、加瀬が『醜い韓国人』の本当の著者であると疑われて論争となった[12]。韓国でも翻訳本が発売されたが、韓国人社会では加瀬が本当の著者であり、朴泰赫という人物は実在しないというのが常識となっている[13]。加瀬は朴の実在を主張し、1995年に朴との共著『醜い韓国人 歴史検証編』(光文社、カッパ・ビジネス)を刊行した[12]。また加瀬=光文社側は著者論争の過程で張世淳という韓国人が本当の著者であると名指しした[10]。1996年に張は韓国で記者会見し、自分が執筆したのは『醜い韓国人』のごく一部にすぎず、大部分は加瀬英明事務所が執筆したと主張した[10]。その後、加瀬は張が『醜い韓国人』の著者ではないという覚書を張に手渡し、自身が『醜い韓国人』の著者であることを事実上認めた[10]。
社会的役職等[編集]
2022年時点。出典:公式ホームページ[4]。
- 美しい日本の憲法をつくる東京都民の会共同代表(下村博文、長谷川三千子、加瀬英明)
- 公益社団法人隊友会理事
- 一般社団法人日本官婚推進協会会長
- 「慰安婦の真実」国民運動会長
- 史実を世界に発信する会代表
- 歴史の真実を求める世界連合会会長
- 東京国際大学特任教授
- 放射線の正しい知識を普及する会代表代行
- 日本会議代表委員・東京都本部会長
- 一般社団法人日本報道協会会長・理事
- 一般社団法人志教育推進機構顧問
- 一般社団法人日本国際青年文化協会理事
- 公益財団法人石橋財団評議員
- 一般社団法人日本国際文化協会理事
- 一般社団法人日本国防協会顧問
- 一般財団法人健康医学協会評議員
- 一般財団法人日米医学医療交流財団評議員
- 一般社団法人ニュービジネス協議会諮問委員会委員
- アジア経済人懇話会顧問
- 英国暁星国際大学顧問
- アダチ伝統木版画技術保存財団理事
- 一般財団法人国際教育振興財団理事
- 一般財団法人大橋記念教育振興財団理事
- 一般財団法人日本青少年文学振興会評議員
- 皇室の伝統を守る国民の会代表発起人
- 日本経済再生政策提言フォーラム理事長
- 新しい歴史教科書をつくる会顧問
- 日本青年協議会顧問
- 装道文化顧問
- 神道国際学会評議員
- 日華文化協会理事
- 日本戦略研究フォーラム評議員
- 海上保安庁政策アドバイザー
- 江戸研究学会会長(本部・日光東照宮社務所)
- 日本サンマリノ友好協会会長
- 緑の平和部隊隊長
- 日本李登輝友の会副会長
- 南京事件の真実を検証する会会長
- 日本史検定講座校長
過去の役職。出典:公式ホームページ[4]。
- 社団法人日本ペンクラブ理事(1977-1979年)
- 日本安全保障研究センター理事長
- 日本安全保障協議会理事長
- 国家危機諮問委員会委員(中西一郎特命相)
- 自由民主党安全保障問題懇話会(森喜朗座長)メンバー
- 財団法人日本船舶振興会理事(1985-1991年)
- 財団法人松下政経塾相談役
- 拓殖大学客員教授
- 鈴鹿国際大学客員教授
公式ホームページに記載されていない役職
- 日本文化フォーラム理事[14]
- 世界平和教授アカデミー本部理事(常任理事)[15][16]
- スパイ防止法制定促進国民会議発起人[17]、講師[18]
- 教科書正常化国民会議設立発起人[19]
- 天皇陛下御在位六十年奉祝委員会委員[20]
- 八十年代ビジョンの会メンバー[21]
- 日本自由主義会議理事、発起人[22]
- 共産圏の自由抑圧を告発する日本人権委員会(自由人権委員会)常任委員[23]
- 『自由』編集長[18]
- 日本を守る国民会議発起人、政策委員会パネラー[18]
- 時代を刷新する会講師[18]
- 平和祈念館を正す都民の会会長[24]
- 「昭和の日」推進国民ネットワーク(昭和の日推進ネット)代表委員
- 『ムルデカ17805』製作委員会代表[25]
- みんなで靖国神社に参拝する国民の会発起人
- 皇室典範問題研究會設立発起人[26]
- 日本教育再生機構代表委員[27]
- 体罰の会会長[28]
- 日本会議監事[29]
- 皇室の伝統を守る国民の会代表発起人[30]
- 自由社社長[31]
- 明治の日推進協議会代表委員
- 安倍晋三総理大臣を求める民間人有志の会発起人
- 西村眞悟後援会会長代行
- 呉竹会顧問[32]
- 日清日露両戦争記念顕彰の会共同代表(頭山興助)[33]
- 朝日新聞を糺す国民会議代表呼びかけ人[34]
- 『南京大虐殺』の歴史捏造を正す国民会議呼びかけ人[35]
- 公益財団法人アパ日本再興財団 勝兵塾顧問[36]
- 公益財団法人アパ日本再興財団 「真の近現代史観」懸賞論文審査委員長[37]
- 公益財団法人アパ日本再興財団 アパ日本再興大賞審査委員長[38]
- 一般社団法人アジア自由民主連帯協議会名誉会長[39]
- 一般社団法人国家ビジョン研究会会長[40]
- 文科省「不正検定」を正す会代表[41][42]
- 「空の神兵」顕彰会名誉会長[43]
- 史実を世界に発信する会名誉会長[44]
- 皇統を守る国民連合の会顧問[45]
参加・賛同等
- 日本文化会議会員[14][18]
- 東アジアの平和と繁栄を守る委員会賛同者[46]
- 日米安保の改定を求める百人委員会(安保百人委員会)賛同者[47]
- 国際勝共連合会員[48]
- 日本文化チャンネル桜賛同者[49]
- 『南京の真実』賛同者[50]
- 放送法遵守を求める視聴者の会(視聴者の会)賛同者[51]
- JAPAN Guardians賛同者
著書[編集]
単著[編集]
- 『二十歳の眼――ある大学生の世界紀行』(東都書房、1958年)
- 『日本第二帝国論――地球は日本製となるか』(実業之日本社、1971年)
- 『新聞批判入門――おかしなおかしな日本の新聞』(浪曼、1974年)
- 『天皇家の戦い』(新潮社、1975年/新潮社[新潮文庫]、1983年)
- 『天皇家を語る(上・下)』(たちばな出版[タチバナ教養文庫]、1995年)
- 『昭和天皇の戦い――昭和二十年一月~昭和二十六年四月』(勉誠出版、2015年)
- 『昭和天皇の苦悩終戦の決断――昭和20年1月~昭和20年8月』(勉誠出版、2019年)
- 『昭和天皇の苦闘巡幸と新憲法――昭和20年8月~昭和26年4月』(勉誠出版、2019年)
- 『日本人の悲劇――日本を滅ぼすものはなにか』(日本経済通信社[NKTブックス]、1976年)
- 『会社人の英語教室――英語がシンから楽しくなる本』(徳間書店[Tokuma books]、1976年)
- 『誰も書かなかった北朝鮮――「偉大なる首領さま」の国』(サンケイ出版[Sankei drama books]、1977年)
- 『日本人の発想・西洋人の発想――新個人主義のすすめ』(講談社、1977年)
- 『大爆発』(サイマル出版会、1978年)
- 『日本の良識をダメにした朝日新聞』(山手書房、1978年)
- 『個性の時代――ミーイズムのすすめ』(講談社、1979年/講談社[講談社文庫]、1986年)
- 『個性時代の生き方――自分をどのようにつくるか』(竹井出版、1980年)
- 『なぜ第三次大戦か――つのる危機・自由世界崩壊のシナリオ』(徳間書店[Tokuma books]、1980年)
- 『鏡のない国――世界の知識人がみた日本』(山手書房、1981年)
- 『日本外交の二つの選択――日本は正念場に立たされた』(グラフ社、1984年)
- 『神秘なる天皇』(日本教文社[教文選書]、1985年)
- 『自立のすすめ――覇気と個性を創造するために』(講談社、1986年)
- 『「恨」の韓国人「畏まる」日本人』(講談社、1988年)
- 『激動する国際情勢と今後の日本――日本海圏の未来を予言する』(富山県職員研修所[職員カルチュアブック]、1990年)
- 『新しい世界が生まれる――紀元2000年までを読む』(日本教文社、1990年)
- 『私の日本外交危機白書――アメリカはふたたび日本を敵とするか!?』(学習研究社、1991年)
- 『日本人を語る――いまだかつてこんなユニークな日本人論はなかった!』(たちばな出版、1994年)
- 『総理大臣の通信簿――政治実績から歴史感覚の有無まで、戦後・歴代総理23人を全採点!』(日本文芸社、1995年)
- 『ユダヤの力』(三笠書房[知的生き方文庫]、1996年)
- 『アジアは激動の時代に入った――こうすれば日本は生き残れる』(廣済堂出版、1997年)
- 『金正日最後の選択――その日、“核"が日本だけを襲う』(祥伝社[Non book]、1999年)
- 『イギリス衰亡しない伝統国家』(講談社[講談社+α新書]、[2000年)
- 『これほど軍歌が歌われている国はない――私の半成記』(黙出版、2001年)
- 『自發自奮 私の半成記』(高木書房、2022年)
- 『ムルデカ17805』(自由社、2001年)
- 『ユダヤ・ジョークの叡智――逆境も窮地も、笑いで切り抜ける』(光文社[知恵の森文庫]、2003年)
- 『独裁者――その怖ろしくて滑稽な実像』(グラフ社、2003年)
- 『日本を誤らせた国連教と憲法信者』(展転社、2004年)
- 『ユダヤの訓え「大物」になる勉強法』(三笠書房、2007年)
- 『昭和天皇 三十二の佳話――天気予報と空襲警報下の四方拝』(実業之日本社[じっぴコンパクト]、2008年)
- 『徳の国富論――資源小国日本の力』(自由社、2009年)
- 『人生最強の武器 笑いの力――ユダヤ人の英知に学ぶ』(祥伝社[祥伝社新書]、2010年)
- 『自分を「最高に高める」頭の使い方』(三笠書房[知的生きかた文庫]、2011年)
- 『ジョン・レノンはなぜ神道に惹かれたのか』(祥伝社[祥伝社新書]、2011年)
- 『加瀬英明のイスラム・ノート――はじめての中東入門』(幸福の科学出版、2013年)
- 『日本と台湾――なぜ、両国は運命共同体なのか』(祥伝社[祥伝社新書]、2013年/祥伝社[祥伝社黄金文庫]、2022年)
- 『中国人韓国人にはなぜ「心」がないのか』(ベストセラーズ[ベスト新書]、2014年/ベストセラーズ[ワニ文庫]、2018年)
- 『ユダヤ人の智恵――世界最高の"成功者集団"の秘密』(アスペクト、2014年)
- 『アメリカはいつまで超大国でいられるか』(祥伝社[祥伝社新書]、2014年)
- 『加瀬英明著作選集 第1巻 アメリカ・中国・中東は、どうなってゆくのか』(勉誠出版、2015年)
- 『大東亜戦争で日本はいかに世界を変えたか』(ベストセラーズ[ベスト新書]、2015年)
- 『加瀬英明著作選集 第2巻 日本人の精神性を論じる』(勉誠出版、2016年)
- 『いま誇るべき日本人の精神』(ベストセラーズ[ベスト新書]、2016年)
- 『小池百合子氏は流行神だったのか――これでよいのか、現状の日本 評論・随筆集』(勉誠出版[勉誠選書]、2017年)
- 『迷走する韓国をどうしたら救えるか――警告!日本も韓国病を患っている』(勉誠出版、2020年)
共著[編集]
- 『国際人になるために――親子対談』(加瀬俊一共著、芙蓉書房、1977年)
- 『日本人に生まれて損か得か』(バーナード・クリッシャー共著、山手書房、1978年)
- 『アメリカ人の発想 日本人の発想――“合わせる"文化と“個"の文化 トライアングル対談』(竹村健一、ハーバート・パッシン共著、徳間書店、1979年)
- 『対話 イスラムの発想――アラブ産油国のホンネがわかる本』(山本七平共著、徳間書店、1979年)
- 『イスラムの読み方――なぜ、欧米・日本と折りあえないのか』(祥伝社[Non select]、2005年)
- 『イスラムの読み方――その行動原理を探る』(祥伝社[祥伝社新書]、2005年)
- 『80年代日米経済を読む――日本経済の強味と弱味 トライアングル対談』(G・スカレラ、J・アベグレン共著、徳間書店、1979年)
- 『レーガンは世界を変えるか』(花井等共著、竹井出版、1979年)
- 『鉱物資源戦争――これからの舞台はアフリカだ』(ケネス・L.エーデルマン共著、室山正英訳、学陽書房、1982年)
- 『韓国人はなぜ日本人が大嫌いか――友好的環境づくり7の提言』(佐桑徹共著、日新報道、1987年)
- 『皇室の伝統精神と即位礼・大嘗祭』(所功、高森明勅共著、広池学園出版部、1990年)
- 『昭和が燃えた日――私の昭和史』(加瀬俊一共著、光言社、1990年)
- 『背広とチョンマゲ――こんな時にどうする? 異文化摩擦で失敗しないマナー教本』(アンドリュー・ホルバート共著、徳間書店、1992年)
- 『日米知ってるつもり大論争』(ケント・S・ギルバート共著、日本教文社、1993年)
- 『醜い韓国人 歴史検証編』(朴泰赫共著、光文社[カッパ・ビジネス]、1995年)
- 『「醜い韓国人」vs.「悲しい日本人」――日韓友好の道を探る』(田麗玉、大林高士、崔書勉共著、たま出版、1995年)
- 『これからのアジア』(李登輝共著、光文社、1996年)
- 『なんで日本はこうなった』(秦野章共著、廣済堂出版、1997年)
- 『21世紀日本は沈む太陽になるのか』(ロナルド・モース、花井等共著、廣済堂出版、1998年)
- 『起て!日本――日本を救う八つの提言』(渡部昇一共著、高木書房、1999年)
- 『明治天皇と日露戦争――世界を感動せしめた日本武士道』(占部賢志、名越二荒之助、高山亨、小堀桂一郎、小柳陽太郎、入江隆則共著、明成社、2005年)
- 『皇室と日本人――寛仁親王殿下お伺い申し上げます』(寛仁親王著、櫻井よしこ、小堀桂一郎、「正論」編集部と聞き手、明成社、2006年)
- 『徹底解明!ここまで違う日本と中国――中華思想の誤解が日本を亡ぼす』(石平共著、自由社、2010年)
- 『相手が悪いと思う中国人 相手に悪いと思う日本人』(ワック[WAC BUNKO]、2012年)
- 『『核武装』が日本を救う』(水島総編著、井上和彦、潮匡人、川村純彦、石平、田母神俊雄、西部邁、西村眞悟、水島総共著、青林堂[チャンネル桜叢書]、2011年)
- 『なぜアメリカは、対日戦争を仕掛けたのか』(ヘンリー・スコット・ストークス共著、藤田裕行訳、祥伝社[祥伝社新書]、2012年)
- 『英国人記者が見た 世界に比類なき日本文化』(ヘンリー・ストークス共著、祥伝社[祥伝社新書]、2015年)
- 『日本国憲法と吉田茂――「護憲」が招いた日本の危機 二人の憲法通が熱く語る』(田久保忠衛共著、自由社、2016年)
- 『世界で一番他人にやさしい国・日本』(マンリオ・カデロ共著、祥伝社[祥伝社新書]、2016年)
- 『呆れた哀れな隣人・韓国』(呉善花共著、ワック[WAC BUNKO]、2017年)
- 『明治維新から見えた日本の奇跡、中韓の悲劇』(石平共著、ビジネス社、2017年)
- 『「美し国」日本の底力――理不尽な国際情勢と宗教の本質を読み解く』(馬渕睦夫共著、ビジネス社、2017年)
- 『新・東京裁判論――GHQ戦争贖罪計画と戦後日本人の精神』(櫻井よしこ、阿比留瑠比、髙橋史朗、西修、篠原敏雄、国士舘大学極東国際軍事裁判研究プロジェクト共著、産経新聞出版、発売:日本工業新聞社、2018年)
- 『対談 憲法改正で日本はこんなに良くなる』(ケント・ギルバート共著、光明思想社、2018年)
- 『神道が世界を救う』(マンリオ・カデロ共著、勉誠出版、2018年)
- 『グローバリズムを越えて自立する日本』(馬渕睦夫共著、勉誠出版、2019年)
- 『新しい日本人論』(ケント・ギルバート、石平共著、SBクリエイティブ[SB新書]、2020年)
- 『新しいナショナリズムの時代がやってきた!』(ケント・ギルバート共著、勉誠出版、2020年)
- 『中国臓器移植の真実――美談報道の裏で何が起きていたのか SMGネットワーク設立3周年記念出版』(野村旗守編、SMGネットワーク監修、清水ともみ、野村旗守、日比野守男、三浦小太郎、大高未貴、佐渡道世、鶴田ゆかり、アニワル(エンヴァー)・トフティ・ブグダ、中村和裕共著、集広舎、2021年)
編著[編集]
- 『チャーチル名言集』(編、講談社[ハウ・ツウ・ブックス]、1965年)
- 『日米同盟今後の二十年』(三好修、E・フルナー共編著、自由社、1981年)
- 『世界紛争地図の読み方――孤立しては生きられない!!』(編、グリーンアロー出版社、1986年)
- 『敵としての日本――アメリカは何を怒っているのか』(J.カーボー共編、監訳、光文社[カッパ・ブックス]、1991年)
- 『アメリカの対日依存が始まる――日米関係の真実』(J.カーボー共編、監訳、光文社[カッパ・ブックス]、1991年)
- 『宮中晩餐会――お言葉と答辞』(編、日本教文社、1993年)
- 『中国はなぜ尖閣を取りに来るのか』(藤岡信勝共編、自由社、2010年)
- 『フーバー大統領が明かす日米戦争の真実――米国民をも騙した謀略』(編著、藤井厳喜、稲村公望、茂木弘道著、勉誠出版、2019年)
訳書[編集]
- L.スナイダー『戦争――ワルシャワから東京まで(上・下)』(加瀬俊一共訳、人物往来社、1962年)
- ユージン・マッカーシー『アメリカ民主主義の発展』(時事通信社[時事新書]、1963年)
- L.D.ブレナン『人に認められる法』(恒文社[モダン・ライフ・ライブラリー]、1964年)
- ヘッセル・ティルトマン『日本報道三十年』(新潮社、1965年)
- 『伝説の英国人記者が見た日本の戦争・占領・復興 1935-1965』(祥伝社、2016年)
- ルイス・G.ガイガー『民主主義と高等教育』(時事通信社[時事新書]、1965年)
- ローレンス・D.ブレナン『人に認められる法』(恒文社[ビジネス・ライブラリー]、1966年)
- サージャント・シュライバー『平和部隊の理想と任務(上・下)』(時事通信社[時事新書]、1966年)
- O.G.レーダー『笑みを浮かべた将軍――アジアの偉大な指導者スハルト』(グヌング・アグング商会、1970年)
- ラビ・M・トケイヤー『ユダヤ5000年の知恵――聖典タルムード発想の秘密』(実業之日本社[世界の知恵シリーズ]、1971年
- 『ユダヤ五〇〇〇年の知恵――聖典タルムード発想の秘密』(講談社[講談社+a文庫]、1993年)
- ラビ・マービン・トケイヤー『ユダヤ5000年の知恵 新装版』(実業之日本社、2005年)
- ラビ・M・トケイヤー『ユダヤ発想の驚異――旧約聖書の英知と教え』(実業之日本社[世界の知恵シリーズ]、1972年)
- J.K.ガルブレイス『中国を考える――ガルブレイス訪中記』(番町書房[Bestseller selected]、1973年)
- ラビ・M・トケイヤー『ユダヤ・ジョーク集』(助川明訳、実業之日本社、1973年)
- 『ユダヤ・ジョーク集』(講談社[講談社+a文庫]、1994年)
- 『ユダヤ・ジョーク集 決定版』(実業之日本社[じっぴコンパクト]、2007年)
- ラビ・V・M・ソロモン『ユダヤ人の秘密』(実業之日本社、1973年)
- ラビ・M・トケイヤー編著『ユダヤ格言集』(助川明訳、実業之日本社、1975年)
- 『トケイヤーのユダヤ格言集』(助川明訳、三笠書房[知的生きかた文庫]、1994年)
- M・トケイヤー『日本には教育がない――ユダヤ式天才教育の秘密』(徳間書店、1976年)
- 『成長とエネルギー』(菊池義明共訳、モービル石油[モービル文庫]、1977年)
- M・トケイヤー『日本病について――蝕まれた国の診断書』(徳間書店、1977年)
- M・トケイヤー『ユダヤ人の発想――不確実性時代を生き抜く条件』(徳間書店、1978年)
- 『ユダヤ人の発想』(徳間書店[徳間文庫]、1994年)
- M・トケイヤー 『ユダヤ処世――5000年の苦難を生き抜いた英知』(徳間書店、1980年)
- ハーバート・パッシン『米陸軍日本語学校――日本との出会い』(TBSブリタニカ[Books'80]、1981年)
- 『米陸軍日本語学校』(筑摩書房[ちくま学芸文庫]、2020年)
- F.W.リッチモンド、M.カハン著、宮崎正弘訳『1984年の逆襲――アメリカが仕掛ける日本つぶしの論理』(監訳、ダイヤモンド社、1984年)
- マックス・シンガー『21世紀ヒューマン・ワールドへの挑戦――資源、土地、食糧、公害、技術はどうなる?』(監訳、日新報道、1989年)
- マーヴィン・トケイヤー『ラビ・トケイヤーの校長日記――21世紀型教育のすすめ なぜ誰もが英才児になるのか』(徳間書店、1996年)
- ラビ・マーヴィン・トケイヤー『ユダヤ人5000年のユーモア――知的センスと創造力を高める笑いのエッセンス』(助川明訳、日本文芸社、1998年)
- マコ著、ロバート・ワイマント協力『私は一流新聞の犬記者』(講談社、1999年)
- マーヴィン・トケイヤー『ユダヤ商法』(日本経営合理化協会出版局、2000年)
- ラビ・マービン・トケイヤー『ユダヤ5000年の教え――世界の富を動かすユダヤ人の原点を格言で学ぶ』(実業之日本社、2004年)
- 『ユダヤ5000年の教え 新版』(小学館[小学館新書]、2016年)
- ラビ・M・トケイヤー『ユダヤ製国家日本――日本・ユダヤ封印の近現代史』(徳間書店、2006年)
- マーヴィン・トケイヤー『富と成功の秘訣――ユダヤ5000年の叡智』(日本経営合理化協会出版局、2007年)
監修[編集]
- 山本覚雄文、村上正師画『昭和天皇と大東亜戦争――平和と繁栄を願い万世のため太平を開く』(善本社[歴史絵本]、2009年)
- 『われわれ日本人が尖閣を守る 保存版』(高木書房、2013年)
- ジェラルド・ホーン『人種戦争 レイス・ウォー――太平洋戦争もう一つの真実』(藤田裕行訳、祥伝社、2015年)
- 岸信介述、加地悦子聞き手『岸信介最後の回想――その生涯と60年安保』(勉誠出版、2016年)
脚注[編集]
注[編集]
出典[編集]
- ↑ a b c d e 平凡社教育産業センター編『現代人名情報事典』平凡社、1987年、248頁
- ↑ a b c 加瀬英明さん死去 朝日新聞、2022年11月18日
- ↑ 加瀬英明『ジョン・レノンはなぜ神道に惹かれたのか』祥伝社新書、2011年
- ↑ a b c d 略歴 加瀬英明のホームページ
- ↑ 『日本の息吹』12月号のご紹介 日本会議、2013年12月2日
- ↑ 「私の写真履歴書――加瀬英明(外交評論家)」『ビジネス・インテリジェンス』第11巻第2号(通巻113号)、1997年2月
- ↑ 【訃報】 加瀬英明・副会長が逝去 日本李登輝友の会、2022年11月16日
- ↑ 青木慧『ドキュメント 中曽根ファミリー――政治支配の構造』あけび書房、1986年、155頁
- ↑ 保守派の重鎮・加瀬英明が生前イスラエル紙に語った「生い立ちと超・国家主義思想の原点」 クーリエ・ジャパン、2023年1月3日
- ↑ a b c d 申東薫「『醜い韓国人』の著者論争に完全決着――加瀬英明氏が"敗北宣言"」『金曜日』第4巻第37号、1997年10月4日
- ↑ 朴泰赫『醜い韓国人――われわれは「日帝支配」を叫びすぎる』光文社、1993年、5頁
- ↑ a b 加瀬英明|人名事典 PHP研究所
- ↑ 大林高士「まえがき」、加瀬英明、田麗玉、大林高士、崔書勉『「醜い韓国人」vs.「悲しい日本人」――日韓友好の道を探る』たま出版、1995年、5頁
- ↑ a b 加瀬英明『大爆発』サイマル出版会、1978年
- ↑ 佐藤達也「世界平和教授アカデミーの正体」『現代の眼』1978年4月号
- ↑ 青木慧『改憲軍団――組織と人脈』汐文社、1983年、70頁
- ↑ 茶本繁正「ファシズムの尖兵・勝共連合」『社会主義』1979年7月号
- ↑ a b c d e 青木慧『ドキュメント 中曽根ファミリー――政治支配の構造』あけび書房、1986年、270頁
- ↑ 青木慧『タカ派知識人――組織と人脈五〇〇人』汐文社、1983年、162-163頁
- ↑ 青木慧『パソコン追跡勝共連合』汐文社、1985年、32頁
- ↑ 青木慧『パソコン追跡勝共連合』汐文社、1985年、164頁
- ↑ 青木慧『パソコン追跡勝共連合』汐文社、1985年、297頁
- ↑ 青木慧『パソコン追跡勝共連合』汐文社、1985年、301頁
- ↑ 『祖国と青年』第29巻第2号(通巻233号)、1998年2月、40頁
- ↑ 土井洋彦「映画「ムルデカ」が欠落させた侵略の歴史」『前衛』第739号、2001年6月
- ↑ 皇室典範問題研究會 皇位の正統な継承の堅持を求める会
- ↑ 日本教育再生機構とは 日本教育再生機構、2007年5月5日時点
- ↑ 理事・顧問 名簿 体罰の会
- ↑ 役員名簿(平成22年8月1日現在) 日本会議
- ↑ 役員名簿 皇室の伝統を守る国民の会
- ↑ 教科書改善運動における八木秀次氏の責任問題について 新しい歴史教科書をつくる会
- ↑ 呉竹会青年部 議論掲示板さんの投稿 facebook、2014年6月12日
- ↑ 【11月18日東京】日清日露両戦争記念顕彰国民大会 アジア自由民主連帯協議会、2014年11月5日
- ↑ トップページ 朝日新聞を糺す国民会議
- ↑ 呼びかけ人 『南京大虐殺』の歴史捏造を正す国民会議
- ↑ 第11期生募集中!(PDF) アパ日本再興財団
- ↑ 「真の近現代史観」懸賞論文 審査委員長に加瀬英明氏就任 PR TIMES、2017年4月24日
- ↑ 公益財団法人アパ日本再興財団主催 第十一回「真の近現代史観」懸賞論文受賞者発表 最優秀藤誠志賞を草間洋一氏が受賞! 並びに、第一回アパ日本再興大賞ノミネート作品発表 アパグループ
- ↑ 追悼 加瀬英明先生 アジア自由民主連帯協議会、2022年11月17日
- ↑ 【会長略歴・挨拶】 国家ビジョン研究会
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- ↑ 「文科省の教科書調査官、北のスパイ」報道…加瀬英明氏らが徹底究明要求! 調査官「身に覚えない」 アサヒ芸能「記事には自信」 zakⅡ、2020年8月4日
- ↑ 「空の神兵」の集い(PDF) Society for the Dissemination of Historical Fact
- ↑ 役員名簿 史実を世界に発信する会
- ↑ 顧問・賛同人 皇統を守る国民連合の会
- ↑ 青木慧『改憲軍団――組織と人脈』汐文社、1983年、83頁
- ↑ 青木慧『改憲軍団――組織と人脈』汐文社、1983年、205頁
- ↑ 青木慧『タカ派知識人――組織と人脈五〇〇人』汐文社、1983年、169頁
- ↑ チャンネル桜について 日本文化チャンネル桜
- ↑ 賛同者 南京の真実
- ↑ 賛同者一覧 視聴者の会
関連文献[編集]
- 黄民基「『醜い韓国人』を書いた醜い日本人」『宝島30』1993年9月号
- 金容雲『醜い日本人――「嫌韓」対「反日」をこえて』(三一書房[三一新書]、1994年)
- 田麗玉『悲しい日本人』(金学文訳、たま出版、1994年)
- 林永春『醜い韓国人が醜い日本人に応える』(姜求栄、尹大辰訳、三一書房、1995年)
- 「『醜い韓国人』著者?が告発された「韓国人ホステス」の不審死」『週刊新潮』第51巻第46号、2006年12月7日