気体定数

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

気体定数とは熱力学における物理定数で、理想気体の状態方程式で用いられる比例定数である。具体的には1molあたりの理想気体における、エネルギー温度の関係を表す。普通、記号はRで表される。

定義[編集]

気体の状態方程式の定義に使われており、圧力p、気体の体積V物質量n(mol)、絶対温度T(K)との関係を表し、以下のような数式となる。

pV=nRT

よって

R=pVnT

数値[編集]

国際単位系(SI)の2019年の改定以降の気体定数は以下の数値で定義される。高校物理では問題を解くときに基本的に8か8.3の値で与えられる。8.3の場合は面倒

R=8.31446261815324JmolK

これは、22.4リットルの空気を1度上げるのに、8.3Jの熱量が必要であることを意味している。例えば、6畳の部屋(容積30立方メートルとする)を1度上げるには、11kJの熱量が必要である。

ボルツマン定数とアボガドロ定数との関係[編集]

気体方程式は粒子の数にも適用されるので、気体定数にはボルツマン定数kBアボガドロ定数NAと関係があり両者の積で表される。

R=NAkB
  • ボルツマン定数=1.3806491023J/K
  • アボガドロ定数=6.022140761023mol1

よって上記の国際単位系の数値になる。

関連項目[編集]