桃太郎電鉄

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桃太郎電鉄』(ももたろうでんてつ)は、コナミが発売するゲームソフトのシリーズである。略称は「桃鉄」(ももてつ)。

概要[編集]

1988年ハドソンから発売された。2013年にハドソンがコナミに買収されたため、現在はコナミから販売されている。

桃太郎伝説』シリーズ等と共に桃太郎シリーズの作品群であり、シリーズ恒例のキャラクターが登場するが、こちらが有名になりすぎて本家「桃太郎伝説」の方を知らない人は多い。

ゲーム内容は、4人程度のプレイヤーがすごろく形式で日本全国の物件を買い集め、誰の鉄道会社が日本一になるか競うというもの。西武鉄道の経営手法が元ネタになっている。バブル・不況・大恐慌といった経済状況により難易度が変わる。物件は実在の企業をパロディーしたものもあり、すでに倒産している企業もある。

台風や地震、万博やオリンピックも登場する。桃鉄 switch では東京オリンピックが登場しており、東京の物件を所有する会社に臨時収入が入る[1]

しばしば激熱のバトルが繰り広げられるゲームであり、漫画『2.5次元の誘惑』のなかでは『マリオパーティー』『いただきストリート』『ドカポン』と並んで「友情破壊四天王」と称されている。[2]

物件名のパロディ[編集]

本シリーズに登場する物件の中には、実在する企業や施設の名前をもじったパロディがある。携帯アプリ版シリーズは地方色溢れる物件が多いため、パロディの数も多い傾向にある。一例を以下に挙げる。

これらの他にも、パロディではないが実在する企業や施設のジャンル名をもじったものもある。

中には金沢の兼六園や名古屋のコメダ珈琲店、今治→大三島の伯方の塩工場のように実名で登場する物件もある。

また、物件以外にもパロディは多数存在する。

実際に消滅した企業[編集]

略称[編集]

「桃鉄」(ももてつ)を正式な略称としている。

「桃電」(ももでん)と呼ばれることもあるが同じくハドソンのゲームのシリーズである『桃太郎伝説』の略称の「桃伝」(ももでん)との混同を避けるためあまり使われない。

脚注[編集]

関連項目[編集]

  • 西武鉄道 : このゲームの参考元。不祥事などで大半のグループ会社が、セブン&アイ・ホールディングスなどに買収され西武グループから離れる。
  • 桃太郎伝説 (ハドソン)

外部リンク[編集]

おすすめ動画[編集]