李順愛

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李 順愛(イ スネ、1953年)は、朝鮮女性史研究家[1]

在日韓国人2世として[2][注 1]大阪市で生まれる[4]。1971年桃山学院大学に入学[5]。1974年同大学3年修了[6]韓国淑明女子大学に留学。1976年日本に帰国[5][注 2]、在日韓国系企業に勤務後、1986年在日韓国・朝鮮人や留学生らとウリ文化研究所を設立、同研究所事務局長[5]。1987年崔映淑金静伊とともに李効再原著『分断時代の韓国女性運動』(御茶の水書房)の共同翻訳により第7回(1987年度)山川菊栄賞を受賞[7]一橋大学朝鮮語非常勤講師を経て[2][8]、2000-2005年富山国際大学人文社会学部助教授。のち早稲田大学朝鮮語非常勤講師[3]

著書[編集]

単著[編集]

  • 『戦後世代の戦争責任論――『敗戦後論』をめぐって』(岩波書店[岩波ブックレット]、1998年)
  • 『二世の起源と「戦後思想」――在日・女性・民族』(平凡社[平凡社選書]、2003年)

訳書[編集]

  • 李効再『分断時代の韓国女性運動』(崔映淑、金静伊共訳、御茶の水書房[きるとブックス]、1987年)
  • 『分断克服と韓国女性解放運動――1970年代を中心に』(編訳・解説、御茶の水書房[きるとブックス]、1989年)
  • 白楽晴『知恵の時代のために――現代韓国から』(徐京植共訳、オリジン出版センター、1991年)
  • 白楽晴『白楽晴評論選集(Ⅰ・Ⅱ)』(編訳、同時代社、1992-1993年)
  • 白楽晴『朝鮮半島統一論――揺らぐ分断体制』(クレイン、発売:平原社、2001年)

主な論文[編集]

  • 「『槿友会』覚え書き」(『在日朝鮮人史研究』創刊号、1977年)
  • 「在日朝鮮女性運動」(『在日朝鮮人史研究』第2-4号、1978-1979年)
  • 「黄信徳のこと」(『季刊三千里』第17号、1979年)
  • 「韓国女性運動の現況・序章」(『朝鮮史叢』第4号、1980年)
  • 山川菊栄と朝鮮」(田中寿美子、山川振作編集『山川菊栄集8』岩波書店、1982年、月報)
  • 「日本人女性と天皇制」(鈴木裕子近藤和子編『女・天皇制・戦争』オリジン出版センター、1989年)
  • 「金子文子・社会と向き合うということ」(舘野晰編著『韓国・朝鮮と向き合った36人の日本人――西郷隆盛、福沢諭吉から現代まで』 明石書店、2002年)

その他、井上輝子上野千鶴子江原由美子大沢真理加納実紀代編『女性学事典』(岩波書店、2002年) 、和田春樹石坂浩一編『岩波小辞典 現代韓国・朝鮮』(岩波書店、2002年) に項目執筆。

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. シノドスによると、在日朝鮮人2世[3]
  2. 『日本婦人問題懇話会会報』No.47(1987年)によると、1975年まで韓国留学[6]

出典[編集]

  1. 神戸学生青年センター20周年記念誌編集委員会編『はたちのセンター新たなであい――(財)神戸学生青年センター20周年記念誌』神戸学生青年センター出版部、1992年、40頁
  2. a b 李順愛『戦後世代の戦争責任論――『敗戦後論』をめぐって』岩波ブックレット、1998年
  3. a b 李順愛 SYNODOS
  4. 白楽晴著、李順愛、徐京植訳『知恵の時代のために――現代韓国から』オリジン出版センター、1991年
  5. a b c 日外アソシエーツ編『現代韓国人名録』日外アソシエーツ、1993年、29頁
  6. a b 李順愛「第7回山川菊栄記念婦人問題研究奨励金贈呈式講演 分断時代の韓国女性運動を訳して」『日本婦人問題懇話会会報』No.47、1988年6月
  7. 山川菊栄賞受賞作一覧 山川菊栄記念会
  8. 李順愛編訳・解説『分断克服と韓国女性解放運動――1970年代を中心に』御茶の水書房、1989年

関連文献[編集]

  • 良知会編『100人の在日コリアン』(三五館、1997年)

外部リンク[編集]