安房峠道路
ナビゲーションに移動
検索に移動
安房峠道路 (あぼうとうげどうろ) とは、高規格幹線道路である中部縦貫自動車道の一部分である。
概要[編集]
名前の通り長野県と岐阜県の境である安房峠周辺を通過しており、国道158号の現道区間やや幅員が狭く急カーブが連なるため工事が早く行われた。有料道路であり、全長は5.6 km。第1種第3級道路である。
現在は暫定2車線状態であり、全長5.6 kmのうち、大半は安房トンネルと湯ノ平トンネルが占めており、安房トンネルに至っては4.4 kmの長さがある。
安房峠道路の安房トンネル区間は、活火山のアカンダナ山周辺を通過しており、高温帯をトンネルが通っているため、1995年トンネルの建設中に水蒸気爆発が発生し作業員4人が犠牲となる事故が発生した。その影響で土砂崩れや雪崩も発生し、そのせいでトンネルの延長が設計し直されたり、急カーブが発生することとなった。
料金[編集]
- 軽自動車等 : 630円
- 普通車 : 790円
- 中型車 : 940円
- 大型車 : 1,310円
- 特大車 : 2,150円
関連項目[編集]
- 飛騨トンネル - 同じく岐阜県内にある高速道路トンネル。こちらも建設時に事故が発生した。