暫定2車線
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暫定2車線で供用開始された高速道路(帯広広尾自動車道)
暫定2車線 (ざんてい2しゃせん) とは、4車線[注 1]以上で計画されたものの、何らかの事情で残り2車線を建設せずに、2車線[注 1]のまま供用された道路のことである。
概要[編集]
主に暫定2車線の道路は、4車線に拡幅しても当時はそこまで経済効果が見込まれない自動車専用道路で採用され、中央分離帯は拡幅する際に取り除きやすいようにラバーポールやワイヤーロープで作られた簡易的なものになっているところが多い。ちなみに、ワイヤーロープが設置されるようになったのは2017年と最近のため、まだあまり見かけられない。
暫定2車線の道路は道幅が狭く、スピードを出すのにあまり適さないため、制限速度は高速道路でも70km/hほどに抑えられることが多い。
完成2車線[編集]
完成2車線 (かんせい2しゃせん) とは、暫定2車線道路と異なり、最初から2車線のみで計画された道路で、将来4車線化するつもりがない道路のことである。中央分離帯が頑丈に作られており、制限速度も80km/hほどに引き上げられていることが多い。なお完成2車線の自動車専用道路は少なく、投稿者の知る限りでは三陸自動車道のみである。
脚注[編集]
出典[編集]