加算回路
ナビゲーションに移動
検索に移動
加算回路とは、複数の入力を加算した結果である和を出力する電気回路。
アナログ回路[編集]
電圧を(重みづけ)加算して出力するアナログ回路には以下のようなものがある。
オペアンプを使用した加算回路
上記回路は、反転増幅回路の入力側の抵抗を多入力にしたものになっていて
と、抵抗の値に依って重みづけされた加算になる。
とすれば
となって、利得を除けば、単純な加算になる。
また、同じ要領でn個の入力をもつ加算回路をつくれる。
詳しくは、オペアンプを参照されたい。
デジタル回路[編集]
論理回路はデジタルな値を扱う回路であり、加算をする回路は加算器と呼ばれる。 加算器には、半加算器(HF:half adder)や全加算器(FA:full adder)がある。 半加算器は、例えば、AND回路やXOR回路で構成できる。 全加算器は、例えば、2つの半加算器とOR回路で構成できる。 2の補数を利用した符号付の2進数を扱う場合には、加算器で減算器を兼ねることができる。 これによって、回路の数や切り替えを減らすことができる。