利用者:水戸特快/ATOS
< 利用者:水戸特快
ナビゲーションに移動
検索に移動
東京圏輸送管理システム(とうきょうけんゆそうかんりシステム、英: Autonomous decentralized Transport Operation control System)は、東日本旅客鉄道(JR東日本)が首都圏の各路線を中心に導入しているコンピュータシステム(鉄道運行管理システム)。通称、ATOS(アトス、エイトス)。
概要[編集]
輸送管理の効率化や即時的な乗客への情報提供などを目的に開発され、1996年(平成8年)12月14日に中央線の東京駅 - 甲府駅間で初めて導入された。システムは、大きく分けて「中央装置」、「線区別中央装置」、「駅装置」の3つから成り、それぞれ中央装置ではダイヤ情報の配信など、駅装置では信号機や発車標などの制御を行っている。各線区の遅れや走行位置などの情報が輸送指令のモニターに表示され、輸送障害時には指令側から中央装置のダイヤを変更する事ができる。
主な機能[編集]
ダイヤや保守作業の管理[編集]
コンピュータ上で設定されたダイヤを線区別中央装置を通し駅装置へ送信、保守作業の計画の管理などを行う。遅延発生時は、輸送指令卓に遅延情報をリアルタイムで配信しており、輸送指令が回復ダイヤを設定することで、必要な装置へ自動的に配信される。以前は電話によって遅延を確認し、同く電話で回復計画を配信していたため、大幅な効率化となった。また保守面では、作業区間への列車の進入を防止し、作業の安全を確保する目的もある。
運転整理[編集]
ポイント制御[編集]
旅客案内[編集]
詳細は「ATOS型放送」を参照
導入線区[編集]
関連項目[編集]