京阪7200系電車
京阪7200系電車(けいはん7200けいでんしゃ)は、1995年に京阪電気鉄道が導入した通勤型電車のこと。
概要[編集]
輸送力増強用として1995年2月に8連2本、同年12月に7連1本が用意された。基本構造は7000系に準ずるが細部が異なる。
2月分落成のうち12両は阪神・淡路大震災の影響により、京阪で初となる海上輸送での搬入となった。
製造はこの23両で終わり京阪のVVVF車世代では最も少なく、以降は9000系の増備に移行した。
構造[編集]
基本的に7000系のスタイルを踏襲した外観だが、前面窓が7000系よりも丸みを帯びた形状となり、標識灯・尾灯がLED式の一体型に変更された。
内装はロングシートとされ、モケットの色が青系から緑系・青紫系に変更され、床材も赤系のものとされた。
機器類は7000系と同一の東洋電機製GTO-VVVFインバータ制御を採用し、主電動機も7000系と同じ200kW級のTDK-6151-Aとされた。ブレーキ方式もHRDA電気指令式空気ブレーキとされている。
運転台は7000系とは異なり、マスコンとブレーキが別々のレバー型のものを採用。最新形式の13000系に至るまで、細部は改良されつつも基本スタイルは変わらず踏襲されている。
MT比は8両編成の7201F,7202Fが4M4T、7両編成の7203Fが3M4T。8両編成は中間3両を抜いた5両編成での運用も可能な設計となっており、過去には短期間ながら5両で運用に入ったこともあった。
改造[編集]
7連化[編集]
7201Fと7202Fは8両編成として製造されたが、2015年と2016年に7連化され、MT比3M4Tの7両編成に統一された。7連化にあたり簡易運転台のついた7950形と簡易運転台のない7800形の組成位置が入れ替えられ、それぞれ7900形・7850形に形式変更された。これ以降は7連3本の21両体制となり、旧8連は中間車を抜いた5両編成での運転ができなくなった。
抜かれた7300形は10000系10100形に編入され、10001F・10002Fの7連化に用いられた。
新塗装化[編集]
2008年から2011年にかけて京阪車の例に漏れず実施された。
運用[編集]
2026年現在は7連3本が配置・他の7連と共通運用が組まれ、主に準急以下の種別に充当される。
今後[編集]
車齢は30年を超えるが、2026年度以降はリニューアルの計画があり、かつVVVFで水平軸ツーハンドルマスコンのため今後十数年以内の廃車は考えられない。ただし、リニューアルの際に近年の関西私鉄でトレンドとなる前照灯・標識灯の位置の入れ替えが起こるとも言われている。尤も、京阪では新車も含め前照灯を運転台下部に配置した車両が存在しないため、前面のスタイルが極端に変わってしまう可能性は低そうである。
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