ユニペックス型放送

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ユニペックス型放送とは、駅自動放送の種類の一つ。1990年頃から発車メロディの導入に伴い、山手線、中央線、常磐線など東京支社管内を中心に大量に導入された。

列車接近放送冒頭の2点チャイムは、駅によって再生速度が異なっていた。金町駅、明覚駅では独特な接近メロディが使用されていた(サウンドファクトリー製であり、1番線のメロディーはかつて北神急行電鉄の車内放送冒頭メロディーに使われており、2番線のメロディーは愛知環状鉄道線岡崎駅でも使われている)。

使用されていたほとんどの駅がATOSの導入区間であったために急激に使用駅が減った。また近年、ユニペックス製の放送装置を使用している駅の多くが放送装置更新で、ユニペックス製の新しい放送装置、もしくは別タイプの放送装置(仙石型放送・巌根型放送など)に替えられるようになり、古いユニペックス製の放送装置を使用している駅自体も次第に減少している。放送自体は、数駅で残っているのみで、近郊区間で残るのは北千住駅2番線(下りの戸閉め放送のみ)、明覚駅、軽井沢駅(新幹線ホーム)である。例外では柏駅コンコースの禁煙放送で使われる事もあり、仙石型放送・巌根型放送(巌根・館山型放送)と同様、ATOS機器が故障していると詳細型放送が流せなくなり、この放送になることも多い(北柏駅西日暮里駅秋葉原駅(中央・総武線ホーム)など)。 また、上溝駅品川駅臨時ホーム、西川越駅、早朝・深夜の水道橋駅でも最近まで使用されていた。

仙台支社[編集]

永楽電気製に次ぐ勢力であったが、最近では永楽型に更新されるようになり、徐々に数を減らしている。なお、仙台支社では北仙台駅を除いて男声は使用しない。

新潟支社[編集]

鶴岡駅新潟駅新津駅長岡駅で使われている。

アナウンサー[編集]