ヤッターメカ

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ヤッターメカとは、タイムボカンシリーズヤッターマン及びそのリメイク版(2作目)、派生作品に登場する、主人公ヤッターマン達が使用する巨大ロボット(メカ)の総称である。

概要[編集]

正義側のヤッターマン達が開発・使用するメカで、ドロンボーとの戦闘だけでなく現場までの移動にも用いられる。

1回のエピソード中、大抵1度はドロンボーの猛攻でピンチに陥るが、メカの素と呼ばれるアイテムを与えることで小型のビックリドッキリメカを大量に製造することが出来る。それで形成逆転し、ドロンボー相手に勝利するのがお約束となっている。

1作目・リメイク版双方に登場[編集]

声は特記しない限り、1作目では池田勝、リメイク版では山寺宏一が演じた。

ヤッターワン[編集]

消防車をモチーフにした地上戦用メカ。飛行能力は持たないが、水上航行能力を有しており、地球上のほぼどこにでも行くことが出来、移動の際は両側のステップに乗る。設計者はガンちゃん=ヤッターマン1号の父親の高田徳兵衛。

ピンチの際には骨型のメカの素を食べてパワーアップし、ビックリドッキリメカを出動させる。ビックリドッキリメカ出動時には小型の犬型ファンファーレメカによってファンファーレが演奏される。武装は尾の手前にあるノズルからの放水、鼻から発射するチンジャラ砲を装備している。

1作目
  • 重量 - 1トン
  • 最高速度 - 300km/h

元々徳兵衛が経営する「高田玩具店」のマスコットメカとして店頭に展示される予定で製造に着手したが、何らかの事情で頓挫した。

起動の際にはクランクハンドルを回し、エンジンを始動させる。オープニングには火炎放射を出す場面もあるが、本編ではオミットされているようである。

第45話で大破し、ガンちゃんによって母艦メカのヤッターキングへと改装された。

2作目
  • 全長 - 3m
  • 総重量 - 1.1トン
  • 最高速度 - 300km/h
  • 動力 - ガソリン電気のハイブリッド

ヤッターメカの中で最も汎用性が高く、他のメカが登場して以降も頻繁に出動している。水上航行能力に加え、タイヤを鉄輪に換装することで鉄道の線路も走行可能。
当初「アイちゃんの誕生日までに修理して一緒にドライブする」という約束を果たすために復活させたという設定であったが、ガンちゃんが約束を忘れていたこともあって誕生日当日になっても復活していなかった。しかしアイちゃんのハンカチの匂いを嗅いで起動した。

単体での飛行能力はないが、ヤッターペリカンの背中に乗って飛行することは出来る。

趣味は拾ってきたスリッパを集め、穴を掘って埋めること。

頭部には「メモリー」と呼ばれる緑色の宝石のような形をしているパーツがある。これはヤッターワンの記憶と正義の心が実体化したもので、これを取り外すと本来の力を発揮できなくなる。

ヤッターペリカン[編集]

ペリカンをモチーフにした空中戦を得意とするメカ。水鳥のペリカンがモチーフなので水上走行もできる。

ピンチの際にはドジョウ型のメカの素を食べてパワーアップし、ビックリドッキリメカを出動させる。

1作目
  • 全高 - 5m
  • 重量 - 5トン
  • 最高跳躍高 - 1000m

ワン同様、徳兵衛が経営する「高田玩具店」のマスコットメカとして店頭に展示される予定で製造に着手したが、何らかの事情で頓挫し、放置されていた。甲高い声が特徴。

ヤッターキング登場以降、最終回まで一度も出番がなかった。

2作目
  • 全長 - 4m
  • 総重量 - 2.5トン
  • 最高飛行速度 - マッハ2

ガンちゃんが設計したが、現代の技術では完成させることが不可能と分かって諦めたものが未来のガンちゃんの手によって完成。それを現代のガンちゃんがこっそりと現代へ持ち帰った。一人称は「ミー」

両翼にウイングカッター、背中にペリカン砲(二連装式バズーカ)を搭載する。宇宙飛行も可能な性能を有しているが、ヤッターワン同様、吹きさらしのステップに掴まって移動するため、宇宙飛行はできない。

高性能メカであることを鼻にかけ、旧型のワンを見下していたがドロンボー一味にあっさり騙され、ワンの持つ正義の心に強く心を打たれたことなどを経て彼を「先輩」と呼ぶようになる。

ウイングカッターは盆栽にも用いられる。

ヤッターアンコウ[編集]

アンコウをモチーフにした水中戦を得意とするメカ。飛行や陸上移動も可能。潜水艇であり、ヤッターマンは内部に乗って移動する。

ピンチの際にはあんパン型のメカの素を食べてパワーアップし、ビックリドッキリメカを出動させる。

1作目
  • 全高 - 6m
  • 重量 - 7トン
  • 水中速力 - 200ノット

設計者はガンちゃん一人で、ガンちゃんが単独で設計した初のメカ。

武装は放水、背びれのカッター、口の中に隠されたハンマーや鉄鍋など。

2作目

ガンちゃんが初めて設計と製作の両方を行った。東北弁風の方言訛りの言葉で話し、時々訛りを交えたラップを披露する。ウツボブースターを2機装着することで、宇宙航行及び大気圏再突入、大気圏内飛行も可能。腹部には格納式のキャタピラがある。

国分寺にあるヤッターマン基地からは「ヒミツの水路」→「玉川上水」→「井の頭公園の池」→「神田川の地下調整池」→「新宿の地下鉄(東京メトロ丸ノ内線副都心線)よりも更に深い所にある水路」→「御茶ノ水駅の横(神田川)」→「お台場」を通って外洋へと出る。

モチーフがアンコウに選ばれた理由が「不機嫌な時のアイちゃんの顔にそっくりだった」と明言されたが、迂闊にも本人の前でそれを言ってしまったため、ガンちゃんは叩きのめされた。

ヤッターキング[編集]

1作目とリメイク版で出自・性質が異なる。

1作目

第45話で大破したヤッターワンをガンちゃんが改造して誕生したメカ。ヤッターワンより遥かに大型化し、外部側面に掴まっての移動だけでなく、内部のコックピットへ乗り込んでの移動も可能になった。

メカの素はワン同様骨型。ただし重さが10倍になっている。武装もワンから引き継がれ、チンジャラ砲と放水を装備している。

後に母艦機能も有するようになったが、ヤッターゾウの登場以降は出番が消滅した。OVA『タイムボカン王道復古』では再度改造を受け、ヤッターワンFZとなった。

2作目
  • 全長 - 6m
  • 総重量 - 7トン
  • 最高速度 - 500km/h

初出は劇場版『新ヤッターメカ大集合!おもちゃの国で大決戦だコロン!』で、同作に登場する悪のヤッターメカであるヤッターゼロと融合合体を果たした最強形態。

2連装のウォーターガン、正義のシールド、水流を用いたウォーターサーベルを有し、ウォータースクリーンで水のバリアを張ることが出来る。

テレビシリーズ終盤の58話から最終話でも登場し、ドクロリングハンターの開発したダベンキメカ相手に全ヤッターメカが敗北した際、ゼロのメモリーを使ってキングへと変身した。戦いが終わった後、元のワンの姿に戻った。

ヤッターよこづな・ヨコヅナ[編集]

1作目とリメイク版で出自・性質が異なる。

1作目

表記はヤッターよこづな闘犬モチーフのメカで、初登場は第91話。メカの素は金平糖のような突起がついた白星型。

2作目

表記はヤッターヨコヅナ。第27話にのみ登場したゲストメカ。江戸時代のガンちゃんの先祖である高田 岩之介(たかだ がんのすけ)が作った巨大なからくりで、木と紙だけで作られた張り子に近い作り。

第1作目にのみ登場[編集]

ヤッターゾウ[編集]

ヤッターキングの後継となる母艦メカ。がモチーフ。キング同様巨体で、外部側面に掴まっての移動だけでなく、内部のコックピットへ乗り込んでの移動も可能。

象がモチーフだが、飛行も可能。

ヤッターパンダ&ヤッターコパンダ[編集]

声 - 滝沢久美子(コパンダ)

親子のパンダがモチーフのメカ。コパンダは名の通り子供で、常に口にを咥えている。

メカの素はサトウキビ型。

ヤッタードジラ[編集]

声 - 田中勝(第58話のみ富山敬

恐竜がモチーフの小型潜水艦メカ。脚部の足部分はスキー板状になっており、水上や雪山を滑走することも出来る。

メカの素はどら焼き型。

ヤッターブル[編集]

ブルドッグがモチーフのメカ。逆立ちをした変わった姿で行動し、一度嚙みついたら離さない。

メカの素はホットドッグ型。骨型ではないのは、ワン・キングとの差別化。

2作目にのみ登場[編集]

ヤッタージンベエ[編集]

  • 全長 - 70m
  • 総重量 - 50トン
  • 最高速度 - マッハ3

第36話より登場。ヤッターメカの目的地への到着時間がそれぞれ大きく異なるという弱点の解消を目的に開発されたジンベエザメがモチーフの母艦メカ。非常に涙もろい性格で、戦闘を好まない。これはモチーフになったジンベエザメが人間を殆ど襲わないことに由来する。そのためメカの素はテレビシリーズでは登場せず、劇場版で初登場した。ジンベエザメと引っかけたダジャレで煎餅型で、オモッチャマが両手で投げなければならない程巨大。

内部にワン・ペリカン・アンコウ・キングが搭載出来る巨体のため、格納庫はヤッターマン基地内部ではなく、基地から10km離れた湖の地下にある。ジンベエで出動する際、ヤッターマンの2人は基地から変身しながら移動する。
出動時には基地がせり上がって発射口が開き、そこから飛び出してくる。その際、風圧で周辺住民等に迷惑がかからないよう、周辺の信号機を全て赤にし、衝撃波を空に逃がす電磁ネットを張る。

ヤッターモグラ[編集]

  • 全長 - 3.3m
  • 総重量 - 2トン
  • 最高速度 - 90km/h

第39話より登場。地中戦に特化したメカで、モグラがモチーフ。性格は根暗かつ理屈っぽい。アンコウほどではないが、北関東の訛りがある。

メカの素はモグラと引っかけたダジャレでグラタン型。

ゲームが得意だが、もぐら叩きは苦手。39話で初登場後、51話まで登場しなかったが『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』にハマっていたのであまり気にしなくなった。

ヤッタードラゴン[編集]

第50話より登場。現実世界でに祀られていた自身の壊れた石像を直したガンちゃんの優しさに惹かれ、ヤッターマンの2人を伝説世界へと誘い、そこにドクロリングを求めてやってきたドロンボー一味に窮地に追い込まれた時、咄嗟にワンのメカの素を食べさせて誕生した。

他のヤッターメカが全滅するなどの危機的な状況かつ、風水の条件が合った時にだけ現実世界に出現する事が出来る。

メカの素はドラゴンに引っかけたダジャレでどら焼き型。

ダベンキメカによって破壊されるも、最終話でヤッタードラゴン2.0として復活。

ヤッターゼロ[編集]

劇場版『新ヤッターメカ大集合!おもちゃの国で大決戦だコロン!』に登場した悪のヤッターメカ。

同作の悪役であるパ・ズールが操る心を持たない戦闘メカ。元々トイトイ王国に呼ばれていた徳兵衛がプラモン王子のために開発していたが、パ・ズールの企みを知って開発を放棄。その後ボヤッキーが完成させた。

武装はグレネードランチャー、剣、火炎放射器、電撃装置がある。

ワン同様メモリーがあり、破壊された後もメモリーは残されてキングの誕生に寄与した。

ヤッターコング・ココング[編集]

劇場版『新ヤッターメカ大集合!おもちゃの国で大決戦だコロン!』に登場。

徳兵衛が作ったアメフト選手風のゴリラ型メカとプラモン王子のボディーガード用に作られた小猿型メカ。ココングは王子の居場所を探すことができる。

夜ノヤッターマンにおけるヤッターメカ[編集]

ヤッター・キングダムのヤッターマンが使うメカと新生ヤッターマンが使うメカに分かれる。

ヤッター・キングダムのメカ[編集]

ヤッター兵[編集]

声 - 内匠靖明(1-4話)、下屋則子(1-4話)、髙坂篤志(5&10話)、柚木涼香(5話)、三戸耕三(6&11話)、北沢力(6&7&9&11話)、高橋研二(7話)、大林洋平(7話)、中嶋ヒロ(7話)、寺谷美香(9話)、矢部雅史(10&11話)、矢野亜沙美(11話)、高橋研二(ヤッター兵隊長)、北沢力(5話・司会、10話・アナウンス)、髙坂篤志(G隊長)、河本邦弘(10話・ヤッター兵隊長)

ヤッターマン1号・2号を模した人間大のロボットで、ヤッター・キングダムの各地を警備している。敵対者・反逆者を発見した際はヤッターコウノトリからゾロメカとして大挙して出現する。

一般兵の他、ヤッターマン1号・2号を縦半分に割って合体させたような「ヤッター兵隊長」、マントを着用した「G隊長」がいる。

ヤッターコウノトリ[編集]

声 - 高橋研二

コウノトリがモチーフのメカ。敵対者・反逆者を発見すると無数のヤッター兵を運搬し、ゾロメカとして放出する。

作中では3機が登場しており、1機は破壊された後ダイドコロンとヤッターワンの材料となった。

ヤッターパグ[編集]

声 - 三戸耕三

ヤッター十二神将が使用するパグがモチーフのメカ。メカの素が2種類あり、ヤッターブルと同じホットドッグ型と納豆型が登場している。

ヤッター前頭十枚目 → ヤッター小結 → ヤッター親方[編集]

闘牛型の力士メカで、ヤッター兵B(2号タイプ)が操縦する。

生身の人間相手に不利になると「審議の結果」として勝手に小結に昇進、更に特進して親方になるが、親方に昇進した後はパワーダウンした。

新生ヤッターマンのメカ[編集]

ヤッターワン[編集]

声 - 髙坂篤志

絵本「ヤッターマンでんせつ」や回想シーンで登場した1作目に登場したメカと同一個体。

第12話で「ヤッターマンの象徴」としてヴォルトカッツェとガリナによってヤッターコウノトリの残骸から新たに作られた。両肩のロケットエンジンで飛行することも出来る。